先日、花園高校時代の恩師であります先生と食事をさせて頂く機会があり、大阪の教育の現状と課題を我々とは違った観点でご指導頂き、本当に勉強になりました。

恩師がそうであるように大阪の教育を憂い、何とかしようと努力を惜しまない教員、職員が沢山いることを知って頂きたいと存じます。議員と職員、立場は違いますが大阪の教育の向上を皆願っております。
その方法やスピードは立場の違いで若干の誤差がありますが、車の両輪のようにしっかりと同じ方向で協力できる体制づくりが必要であります。

最近の風潮として、また全てにおいて言えることであるが、マスコミは一部の事例を取り上げて、それが全ての結果であるかのごとく報道し、真実や実態を曲げてしまう傾向があります。

その結果、行政も政治家も大衆迎合し間違えた処方、対処を行い結果的に取り返しのつかない方向へ事態を歪曲したり、公の利益を損なうことさえあります。

例えば大多数の教職員、警察官、公務員、各級議員は使命感で職務を遂行し我が身を犠牲にしてでも世の為、人の為に尽くしていますが、1つの事例を挙げて全てを否定することがしばしばあります。

多くの教員は、この難しい時代に本当によく頑張っていると思います。しかしながら、一部の先生の不祥事等もあり、先生という職業全体に尊敬と感謝の気持ちを持つことが難しくなっています。

我が身を省みず生徒児童の将来に為に人生を捧げている尊敬すべき教職員がいることも忘れてなけないと思っています。そのような教員は決して少数ではないですし、ドラマの中の話でもありません。