本日、株価が2000年5月8日以来の1万8100円を回復しました。2000年5月といえば、奇しくも小渕前総理がご逝去された年月でもあります。

小渕前総理はご存じの通り戦後最大の経済危機といわれる中で、総理として大胆な景気対策を打ち出し、金融システムの安定のための関連法を仕上げられました。その功績は恐慌を回避し、中小企業への貸し渋り対策として総額30兆円の経営安定に向けた特別保証制度等功績は高く評価されました。

政治の世界は、医薬品のように即効性のある特効薬はありません。先を見通す確かな目で将来に繋がる対策を講じなければなりません。
株価が1万8100円を回復したからと浮き足だっては元の木阿弥です。これからが本当に経済安定へ向け“生き金”を精査し、正しく使われなければなりません。