選挙には必ずマニフェストであるとか公約がありますが、実際にそのすべてを実現にしていくのは困難を極めます。

特に広域行政を担う大阪府の守備範囲は非常に大きく、その分だけ大阪府に対する行政ニーズも多種多様であります。
その1つ1つを検証し、政策と予算を選択し集中するのは口で言うほど容易いのもではないと思うのです。

例えば府内の市町村からの様々な要望、府の継続事業、人件費等等であり、義務的経費の削減にはかなりの時間が必要ですし、だからと言って事業の選択は簡単に出来るのもではありません。

府の予算の中で本当に無駄なものは何処にあるのか?一方から見たら無駄でも反対から見れば絶対に必要そんなものばかりであります。
行政ニーズは世代間、男女間、地域性によっても様々で、主観的、客観的にみても考え方は様々であります。

そういう意味で新知事には前途多難でありますが多くの方々の知恵、経験、支援を得て頑張って頂きたいと願っています。

当然議会とは是々非々激論をしながら大阪府のために頑張って行きたいと思います。