Q1
私は、今年度の府立高校4校の卒業式に出席した。壇上には国旗が掲揚され、国歌斉唱が式の中で執り行われていた。

厳粛なる雰囲気の中で卒業式が行われて、思いのほか、卒業生が校歌をしっかりと歌っているのに感心した。

しかし、1番残念であったのが生徒を見てみると、「君が代」が全く歌えていない状況にあった。
正直、私も恥ずかしながら大人になるまで国歌を歌えなかった。

義務教育、高等学校の12年間で1度も教えてもらったことがない時代であった。今、考えれば本当に不幸なことであります。

国歌は卒業式、入学式の歌ではありません。そこで歌うのが目的ではないのです。ただ当たり前の事ができないのが、異常なんです。

日本の国の国旗は「日章旗」国歌は「君が代」という当たり前の事をきちんと教えるべきではないのか?これは法律に明記されています。

そのことが出来ない理由が、教員個人の歴史観、イデオロギーが原因というのであれば、公教育の現場に私情を持ち込むのは、教育公務員としての自覚に欠けるどころか、法令遵守という公務員としての立場を無視するものであり、私情を持ち込ような教員は直ちに公教育の現場から去っていただくよう指導すべきである。

ここで改めて府教委はこれまで、卒業式及び入学式おける国旗掲揚・国歌斉唱についてどのように取り組んできたのかを問う。

同時に国歌斉唱の意味をもう一度答弁してください。

A1
児童生徒が将来国際社会において尊敬され 、信頼される日本人として成長するためには、国旗及び国歌に対して、一層正しい認識を持たせ、それらを尊重する態度を育てることは重要であると考えております。

国歌「君が代」の指導については、小学校学習指導要領の音楽科において、いずれの学年においても指導することと定められており、各学校において児童の発達段階に応じた指導を進めてきたところです。

府教育委員会としては、卒業式、入学式が、児童生徒の新しい門出にふさわしい、厳粛で清新な雰囲気のもとで実施されるよう、今後とも府立学校及び市町村教育委員会を指導してまいりたい。