人生初のモテ期が訪れていた21から23

あたしの心は何がしたかったのだろう

それを止めてくれたのは男子かもしれない

そして最後の本命である彼氏に
直談判し、遊び人ぶりを暴露したのも男子だろう

でも、彼はそんなこと気にしてはいなかった、気づかないふりをしてくれていたのか
自分は別次元だと思ってくれていたんだろう


いつぞや彼と男子は
あたしの知らないところで2人で話ししていた

お互い変な女を好きになったことに共感する思いがあったに違いない

あたしは
2人とも好きだった

全く真逆な2人がいて楽しかった

恋人にするなら男子

結婚するなら彼氏と

ふざけた感覚を持っていた

どちらもあたしを思考は違うであろうけど
愛してくれていたんだろう


家庭に恵まれなかったあたしにとって
その他メンズに言い寄られることが
自分が必要だと思ってくれていると勘違いしていた

彼らといると楽しくて
ネクラな自分、いつも寂しい自分が
別人となり、まるでメンズを手玉に取ってる
いい女風の自分に酔いしれていた

でも彼と男子はそんなあたしを
なんとかしようとしてくれていたのに違いない

少なくともあの時のあたしには2人が必要だったんだろうと思う