こんにちは❗
今日は、親子リトミックのあとに
少しだけ子育てのお話をしたんですけれど、
そのときに “きょうだいケンカ” の話題になりました。
 
上の子と下の子。
ケンカになった時って、
どっちをかばうのがいいんだろう?
と思う場面、ありますよね。
 
つい
上の子はしっかりしているから大丈夫
下の子はまだ小さいから守らなきゃ
と考えがちなんですが、
この見方だけだと、どちらにも負担が残ることがあるんです。
 
上の子は、言葉が通じるぶん
「わかってくれるよね?」と期待されやすくて、
気持ちを飲み込んでしまうことが増えてしまう。
 
一方で下の子は
助けてもらえる場面が多いから
“自分で乗り越える経験” が育ちにくいこともあります。
 
だから私は
どちらをかばうか、という視点よりも
“今、この子はどんなケアが必要なんだろう?”
という見方を大事にしています。
 
例えば
上の子が怒っているなら、
「言いたかった気持ち」をそっと整理してあげる。
下の子が泣いているなら、
まず安心させてあげる。
 
そのうえで
二人それぞれの「できていたところ」を拾っていくと
きょうだい関係はぐんと育っていきます。
 
きょうだいケンカって、
ついママがジャッジしたくなるんですけれど
本当は “成長の練習試合” みたいなものなんですよね。
 
ママは裁判官ではなく、
それぞれのコーチ役でいてあげるほうが
長い目でみて、ずっとうまくいきます。
 
そして、この関わり方は
実はチャイルドコーチングそのものなんです。
 
上の子の「こう言いたかった気持ち」を
大人がいったん受け取って言葉にしたり、
下の子の「怖かった」「悲しかった」を
そっと写し返してあげたり。
 
こういう関わりは
コーチングでいう “ミラーリング” に近い考え方で、
子どもが安心しやすいんです。
 
それから、もうひとつ大事なことがあります。
 
きょうだいケンカって、
ママ自身がイライラしてしまう瞬間、ありますよね。
「もう無理!」と沸騰しそうになるとき。
 
そのとき、どうしたらいいと思います?
 
1、思いっきり怒ってスッキリする
2、その場からいったん離れて視界から消える
3、もう何をしたらいいのかわからない
 
正解は、2 なんです。
 
ママの感情が上がりきっているときって
判断力がほとんど働かないから、
怒るほど状況が悪化することが多いんです。
 
だから
いったんその場を離れて
深呼吸して戻る。
これは放棄ではなく、
“落ち着きを取り戻すためのスキル”なんですよね。
 
そして不思議なんですが、
ママが離れると
子どもたちも一緒に落ち着くことが多いんです。
 
今日はこんなお話をしました。
どこか少しでも、明日が楽になるヒントになれば嬉しいです。
 

 

月謝という言葉には、
あまり知られていない役割があります。

レッスンに来られない月があっても
月謝が発生するのはなぜだろう。

その理由は、とても静かで、
けれど教室にとっては大切なものです。


月謝は、お子さんの席を守り続けるためのもの

教室は時間枠で動いています。
その中には、
お子さん一人ひとりの席があります。

その席は、
しばらくお休みが続いても
誰かに譲られることはありません。

時間割も準備も、
お子さんが戻ってくる前提で整えられています。

来られない期間があっても、
席はそっと空けたまま待っています。

月謝には、
この「席を守る」という役割が含まれています。


なぜ席を動かさないのか

子どもにとって、環境の変化はとても大きな出来事です。

通い慣れた場所が
いつでも受け入れてくれる安心感。
その存在は、
成長のリズムを大きく支えています。

だから、一度お預かりした席は動かさない。
お子さんの「居場所」として守り続ける。

月謝は、そのための支えになります。


月謝が 受けた回数 では測れない理由

見えるのはレッスン時間ですが、
見えないところには、たくさんの準備があります。

教材を整え、
その子に合わせた内容を考え、
時間を空け、
教室を整え、
迎える準備をする。

この部分は、来られない月があっても変わりません。

だから月謝は、
「来た分の支払い」ではなく
「席を保つための支え」
という意味を持っています。


休会費について、もう少しだけ

お休みが続く時にいただく休会費。
これまで半額にしていた教室も多いと思います。

ただ、
月謝の本当の役割を知っていただくと、
休会費の考え方も自然に変わってきます。


休会中でも、席はそのまま

休会中でも、
お子さんの席は動きません。

時間割の中で、
その席だけがぽっかり空いたまま、
戻ってくるのを待っています。

戻ってきた時に
すぐに日常に戻れるように。
変わらない空気で迎えられるように。

席を守るという点では、
休会中であっても実は同じなのです。


半額ではなく、等価で自然な理由

これまでは「休んでいるから半額」という
配慮や慣習がありました。

でも、
席を守るという役割が
月謝と同じである以上、
休会費も月謝と等価であることは
ごく自然な考え方です。

内容がお休みなだけで、
席が守られている事実に変わりはありません。


誰かを責めるための話ではなく

これは、
親御さんが知らなかっただけ。
先生が説明してこなかっただけ。

どちらも悪くありません。

ただ、
この前提を知っているだけで、
お互いがとてもラクになります。

月謝も休会費も
【お子さんの席を守り続けるためのもの】

その静かな役割を、
そっと心の片隅に置いていただければと思います。


楽譜がどうしても読めない子への、ちょっと安心できるお話

 

こんにちは。ピアノやリトミックの現場で、よくある悩みがあります。
「音符がどうしても読めない…」「見ただけで嫌がる」そんなお子さんです。

正直に言うと、これは 努力不足ではありません
むしろ、脳の特性や情報の処理の仕方が影響しているだけなんです。
今日は、そんなお子さんたちの特徴と、家庭やレッスンでの対応のヒントをお話しますね。


まずは知ってほしい、共通する特徴

ここに書くのは、私の長年のレッスン経験と、チャイルドコーチングの視点を合わせて整理したものです。
「うちの子も当てはまる!」と感じることがあるかもしれません。

① 五線を“地図”として認識できていない

線や間の区別はできても、音名と結びつかないことがあります。
頭の中で「ここがド」とパッと紐づく回路がまだ作られていない状態です。

② 形で覚えようとする

「この丸い形がド!」と形で覚えようとする子もいます。
でも楽譜は配置によって意味が変わるので、うまくいかないことも…。

③ 鍵盤から逆算するタイプ

鍵盤のド→譜面のド、と逆に考えながら覚えようとする子です。
読むスピードが追いつかないため、演奏はスムーズでも楽譜は苦手、というパターンがあります。

④ 名前付け(ラベリング)が苦手

情報を整理して「これはこれ」とカテゴリー化するのが苦手な子は、音符を覚えるときも混乱しやすいです。

⑤ 間違いに敏感で回避行動が出る

間違えることがストレスになり、脳が「避けたほうがいい」と判断してしまいます。
これが、音符を見ただけで止まったり、逃げたりする態度につながります。

⑥ 空間認知が弱い

五線の上下位置を読むのは、空間を把握する力も必要です。
空間認知が不安定な子は、楽譜を理解するのに時間がかかります。

⑦ 聴覚型・身体型の子

耳や体感覚が優位な子は、視覚情報に頼らず耳コピで弾けてしまうこともあります。
「楽譜は後回しでいいや」と思ってしまうタイプです。


「できない…」は脳の防御反応

楽譜を見ると、脳は瞬間的にこう判断します。

  • わからない

  • 間違えそう

  • できない

すると、「逃げよう!」と体が反応します。
これは性格の問題ではなく、脳の自然な防御反応なんです。


どうして“読めないのに弾ける子”がいるの?

耳コピが得意な子は、

  1. 聴覚記憶

  2. 運動のルート

  3. 位置パターン

を組み合わせて演奏ルートを作ります。
でも、これは読譜とは別の能力です。
だから「弾けるけど読めない」という状況が生まれるんですね。


家でもできる、短期の工夫

  • 五線を「位置の地図」として扱う

  • 音名を“呪文”ではなく“住所”として教える

  • 間違いを責めず、読めた瞬間を褒める

  • 視覚ストレスを減らす

読譜は脳の回路作り。繰り返すことで、自然に強化されます。


長期的な回路作りのヒント

  • 見た瞬間に口で出す癖をつける(反射化)

  • 上下移動をゲーム化

  • ト音記号の基準点で答える

ポイントは、「考えずに出る回路」を作ることです。


 

まとめ

音符が読めない子には理由があります。

  • 脳の回路特性

  • 認知のクセ

  • ストレス回避

大切なのは叱ることではなく、回路作りと成功体験
レッスンで「できない…」が「読めた!」に変わる瞬間は、子どもの学習スイッチになる大事な瞬間です。

 

読譜は回路作り。今日の小さな一歩が、未来の大きな自信になります。

こんにちは明石市大久保町のピアノ・英語【コモド・ピッコリ―ノ】です

 

今年の夏もまた、本当に暑い日が続きましたね。

毎年のように「今年が一番暑い」と口にしている気がしますが、

やはり今年も格別でした。

 

子育てに奮闘されているお母さま方にとっては、さらに大変で熱い夏だったことと思います。

そうこうしているうちに、季節は一気に秋へと移り変わりました。涼しさが急に訪れたせいで、

身体の調子が追いつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

長く続いた猛暑の中では、子育てはもちろん、日常生活を送ることさえ容易ではなかったかもしれません。

ようやく少し落ち着いた空気に包まれ、過ごしやすい季節になってきました。

 

ここからは、親子でゆったりと活動を楽しめる時期になりそうです。

さて、今月のレッスンは10月9日と16日に、ハロウィンにちなんだ特別企画をご用意しています。

 

親子で楽しめる手形アートや、季節の制作活動など、思わず笑顔になるひとときを一緒に過ごしましょう。

さらに16日には、レッスンのあとに久しぶりのお茶会も予定しています。

お子さまのおやつやお飲み物をご持参いただき、親子でのんびりと語らいながら、あたたかい時間を楽しんでいただければと思います。

 

 

いずれも数量限定のため、事前のご予約制とさせていただきます。

どうぞ「ご予約欄」よりお早めにお申込みください。

親子で過ごす秋のハロウィンの思い出を、一緒に作りましょう。

 

 

 

こんにちは、明石市大久保町のピアノ・英語・リトミック教室【ピッコリーノ】です。

「同じ年齢のお友達と比べて、少し動作がゆっくりかな?」
「反応に時間がかかるけど、大丈夫かな?」

家庭でお子さんの成長を見守る中で、戸惑う瞬間は誰にでもあります。

ゆっくりな動きには意味があるんです

                

発達がゆっくりに見える子どもたちは、じつは「丁寧に感じ取っている」「自分なりに理解を組み立てている」ことも少なくありません。
焦らずじっくり取り組む姿は、裏を返せば集中力や持続力につながる芽でもあります。

音楽とリズムが支える成長

音やリズムに合わせて体を動かすと、脳の「タイミングをつかむ力」が育ちます。
発達心理学の研究でも、音楽に合わせて体を動かす経験は「集中力」や「ことばの理解」に良い影響を与えると報告されています。

例えば、音に合わせてタオルを叩くだけでも、

  • 聞く → 動く の一連の流れを自然に練習できる

  • 視覚・聴覚・体の感覚が同時に働き、協調性が養われる

また、リズム遊びをしていると「もう一回やりたい!」と子どもから自発的な声が出てくることもあります。
この「楽しい!」「やりたい!」という気持ちこそ、学びの原動力です。

家庭でできるちょっとした遊び

特別な道具は必要ありません。

  • タオルを丸めてリズムに合わせてポンと投げる

  • 短いお話を語りながら動作をつける

  • 音楽に合わせて自由に体を揺らす

たったこれだけでも、子どもの集中力や表現力が引き出されます。
遊びの中で「できた!」という経験が積み重なると、自信にもつながります。

でも、プロの場ならもっと効果的

家庭での遊びだけでも十分ですが、専門の場で学ぶことでさらに安心して成長を見守れます。
お子さまの強みや特性に合わせたアプローチが可能で、集中できる時間や遊び方も調整できます。

新しいオンラインリトミッククラスのご案内

このたび【オンラインで参加できるリトミッククラス】を新しく開講いたしました。

  • 少人数制で、一人ひとりのペースに合わせたサポート

  • ご自宅から安心して参加可能  

  • 専門の講師が丁寧に見守ります                                             お申し込みはこちらです

教室より日程や詳細をご案内いたします。

まずは家庭で気軽に試してみて、
「もっと伸ばしてあげたい」と思われたときには、ぜひプロのレッスンも体験してみてくださいね。

 


心音ここねノート れんがの家を作るママへ

この連載は、全10話。
チャイルドコーチングアドバイザーとして、そして三児の母として、
子育ての今と10年後をつなぐヒントを綴っています。

どこから読んでも、あなたの中の“お母さんの芯”が、
少しずつ育っていきますように。

 

うちの子に届く声かけのカタチ

つい「なんでわからないの!」と声を荒げたくなる瞬間、ありませんか?でも、子どもによって、同じ言葉でも届き方はまったく違うんです。だから、自分を責める必要はありません。少し視点を変えて、子どもの受け取り方に目を向けるだけで、声かけはぐっと届きやすくなります。

ここでひとつ、子どもの「受け取り方の違い」を考えるヒントがあります。

それは優位感覚というものです。

 

優位感覚って何?

子どもには、それぞれ得意な情報の受け取り方があります。

簡単にいうと、視覚、聴覚、身体感覚の3タイプです。

  • 視覚優位の子
     絵や文字、図を見ることで理解が深まるタイプ。片付けやお手伝いも、手元にイラストや写真を見せるとスムーズに動けます。

  • 聴覚優位の子
     声や音から情報を取り入れるタイプ。例えば歌やリズムを使うと、自然に理解して行動できることがあります。

  • 身体感覚優位の子
     体験や実際の動きで納得するタイプ。片付けや遊びでも、一緒に手を動かして体験させると、自分から取り組むようになることがあります。

 

日常のちょっとした工夫

  • 視覚優位の子には、片付ける場所や手順をイラストで示す

  • 聴覚優位の子には、声やリズムで動きを促す

  • 身体感覚優位の子には、一緒に体を動かして体験させる

同じ「片付け」でも、子どもに合わせるだけで、ぐっとスムーズに進むことがあります。

 

問いかけ心理テスト(子どもの優位感覚チェック)

次の場面で、子どもがどんな反応をするかでタイプを見つけてみましょう。

1. 片付けやお手伝いのとき

  • A:イラストや写真を見せるとすぐ行動する → 視覚優位

  • B:声やリズムに合わせると動き出す → 聴覚優位

  • C:一緒に手を動かすと理解する → 身体感覚優位

2. お話や指示を伝えるとき

  • A:図や絵を見せると理解する → 視覚優位

  • B:声のトーンやリズムを変えると理解する → 聴覚優位

  • C:体を使って動きながら伝えると理解する → 身体感覚優位

3. 遊びや学びの吸収方法

  • A:絵本やカード、動画などを見せると夢中になる → 視覚優位

  • B:歌や音、口頭の説明で集中する → 聴覚優位

  • C:ブロックや体を動かす遊びで理解する → 身体感覚優位

結果の目安

  • Aが多い → 視覚優位

  • Bが多い → 聴覚優位

  • Cが多い → 身体感覚優位

  • 混ざる場合もあり、その子に合わせて声かけや関わりを変えると効果的です


チャイルドコーチの一口メモ

  • 子どもは十人十色。今日できなくても、タイプに合わせた小さな工夫でぐっと届きます。

  • 焦らず観察するだけで、声かけは自然にスムーズになります。


まとめ

子どもは十人十色。同じ言葉でも響き方は違います。
焦らなくて大丈夫。小さな工夫で、子どもの心に届く声かけはぐっと増えます。

そして10年後、今日の声かけがどれだけ心に残っているか。それが、この育て方の答えです。

 

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こんにちは!明石市大久保町の親子リトミック教室【コモド】です。

 

先日のレッスン後、ちょっとした雑談になりました。
「次に生まれてくる子の性別って、上の子の襟足の形でわかるんです」

「えっ!?」

こういう瞬間、私は本当に好きです。

真面目な育児の話題とは少し違うけれど、「へぇ~」と笑い合える時間って、特別ですよね。

襟足の形で性別がわかる?

昔から「上の子の襟足の形で下の子の性別がわかる」という言い伝えのような話がありましたが、ちょっと調べてみました。
すると、ほかにもおもしろい言い伝えや妊娠中の変化に関する予測の話がいくつか出てきました。

 

日本には昔からいろいろな性別占いの言い伝えがありました。その中には、最近の研究で「傾向としては当たっている」とされるものもあるんです。今日はその一部をご紹介します。

 

1. お腹の形で性別がわかる?

 

昔から「お腹が前に突き出てとがっていると男の子」「横に広がって丸いと女の子」という言い伝えがあります。
実は私自身、息子を妊娠していたときはお腹が前に出る形で、娘のときは横に広がる丸い形でした。偶然かもしれませんが、自分の体でも違いがはっきり見えて、昔の人の観察眼はすごいなぁと感じました。

 

2. つわりの重さと性別

「つわりが軽いと男の子、重いと女の子」という言い伝えもあります。
実際、医学的にも「女の子妊娠の方がホルモンの影響でつわりが重く出やすい」という統計が報告されています。重症の妊娠悪阻も女の子妊娠の方が多いそうです。
でも私の場合は逆で、息子を妊娠していたときの方がつわりが強く、娘のときは軽めでした。やっぱり体験してみると「必ず当たるとは限らない」と実感します。

 

3. 食べ物の好みでわかる?

「甘いものを欲すると女の子」「しょっぱいものや肉を欲すると男の子」という言い伝えもあります。
私の場合は、息子のときはしょっぱいものが無性に食べたくなり、娘のときは甘いものに手が伸びました。これも言い伝えと重なった経験のひとつです。

 

4. ストレスと赤ちゃんの性別

海外の研究ですが、母体が強いストレスを受けていると女の子が生まれる割合が高くなる、という報告もあります。
「X精子(女の子になる方)が環境に強い」という理由が考えられているそうで、昔のジンクスとは違い、統計として裏づけのある話です。

 

5. 排卵日のタイミング(シェトルズ法)

「排卵日ぴったりだと男の子、数日前だと女の子」という考え方もあります。
これはY精子(男の子になる方)はスピードは速いけれど寿命が短く、X精子(女の子になる方)はゆっくりでも長生き、という性質を利用した説です。
ただし医学的には「必ずそうなるわけではない」とされているので、あくまで参考程度に楽しむのが良さそうです。

 

 

あらためて振り返ると、私自身の体験とも重なるところがあって不思議な気持ちになります。これからも、いろいろなことを試したり検証したりして、こうした言い伝えのようにできるんでしょうね。

 

 

ピアノの先生なのに、リズムが苦手?
だからこそ、うちではリトミックを続けています

 

えっ、ピアノの先生なのにリズムが苦手?
そんなことがあるの?と驚かれるかもしれません。
でも実は、音大出身の先生の中にも
「リズムを体でとらえるのが難しい」という方、少なくないのです。

 

その理由のひとつは、
クラシックピアノの教育が「楽譜を正確に弾くこと」に重点を置いているから。
拍子やリズムはもちろん学びますが、
体で感じて、動いて、表現する…というプロセスは
意外と経験していないこともあります。

 

でも、音楽の原点って、そこにあると思うのです。
感じること。動くこと。楽しむこと。
だから私は、リトミックを
「ピアノを始める前のもの」とは思っていません。

 

ピアノを始めた後も、
リトミックで体を使ってリズムを感じ続けていくことが、
結果的にピアノの表現や安定した演奏に
大きな力となってあらわれてきます。

 

実際、拍の流れやテンポの変化を自然に感じとれる子は、
楽譜を超えた音楽の世界を、のびのびと広げていくことができます。
それは「正確に弾くこと」だけでは育たない力です。

 

私自身がリトミックを学び、取り入れてきたからこそ、
ピアノのレッスンでも「音楽を体で感じること」を
しっかり伝えられると実感しています。

 

だから、うちの教室では
リトミックをピアノレッスンの“土台”としてだけでなく、
その先の“表現力”につなげていくものとして、継続しています。

 

リズム感は、センスじゃなくて育てられるもの。
お子さんの音楽の土台を、じっくりと大切に育てていきたい方へ。
リズムも音も、心で感じて奏でられる子に育てていきましょう。

 

8月最初の月曜日。産後の体と、夏の過ごし方。

こんにちは明石市大久保町親子リトミック【コモド】です

 

今週も、どうぞよろしくお願いします。

 

連日35度を超える猛暑日が続いていますね。
ちょっと外に出ただけで、じっとり汗。
つい「今日はもう、動かなくていいかな…」なんて思ってしまいます。

 

でも、こういうときこそ
体も心も、少しだけ“動かしておく”ことが、とっても大事だったりします。

 

特に、産後のママたちへ。
「産後は1年も経ったし、もう元に戻ったはず」
そんなふうに自分に言い聞かせて、
日々の家事や育児を頑張っている方も多いのではないでしょうか。

 

だけど、本当は。

産後の体って、1年じゃ回復しきらないんです。

 

昔から「産後の肥立ちは2年」と言われてきたように、
女性の体は、出産を終えてからもゆっくりゆっくり、
長い時間をかけて整っていくもの。

 

目に見える「変化」が減ってくる1年目以降こそ、
気づかないうちに疲れや不調が溜まりやすい時期でもあります。

 

今週は、親子リトミックの週です。

夏休みに入り、上のお子さんがご一緒になる方もいらっしゃると思いますが、
追加料金などはいただいておりません。

 

どうぞ遠慮なく、一緒に遊びにいらしてくださいね。

リトミックの時間は、冷房の効いた室内で、
無理なく心地よく体をゆるめることができます。

 

抱っこばかりで固まりがちな肩や背中、
気づけば浅くなっていた呼吸、
そして何より、自分の“体の感覚”をちゃんと感じてあげる時間。

 

子どものためのリトミック…
に見えて、実はママの体と心に優しく寄り添う時間でもあるのです。

 

そして、うちの教室では
親子のプチ脳トレも、毎回こっそり(でもしっかり)取り入れています。

 

音を聴いてタイミングを合わせたり、
動きの中で左右を切り替えたり、
一見遊びのようでいて、実は“脳にいいこと”をたくさんしている時間。

 

子どもたちにとっても、ママにとっても、
頭と体を自然にバランスよく動かせるよう、プログラムを工夫しています。

 

暑いからこそ、
忙しいからこそ、
そして、産後だからこそ。

 

小さな「動き」と「音」に、会いに来てくださいね。

今週も、お部屋を涼しくしてお待ちしています。


🐤親子リトミック教室コモド レッスン概要

「家事でも育児でもない、親子で向き合う音のじかん」

赤ちゃんとママが、音楽を通して"今この瞬間"を楽しむ親子のためのリトミック教室です。
ピアノの生演奏とともに、季節を感じるプログラムや身体を動かすアクティビティがいっぱい!


📍【対象】

0歳~3歳のお子さんと保護者
(首すわり後からご参加いただけます)


🎵【内容】

  • ピアノの生演奏による即興リトミック

  • スカーフ・楽器・絵本・カードなどを使った多彩なプログラム

  • 親子でふれあうスキンシップ遊び

  • 季節行事や制作を取り入れたスペシャル回あり


📅【レッスン日】

毎月3回木曜日
※詳しい日程はホームページや公式LINEでご案内いたします。


🏠【場所】

明石市大久保町大窪コープ大久保2階 コレル フロアスタジオ
※アクセス・駐車場についてはホームページをご覧ください。


💰【料金】

チケット制3回4000円(兄弟一緒の場合も追加料金なし)
体験受付中です


🧸【ご兄弟も一緒にどうぞ】

夏休みや振替休日など、上のお子さんの同伴もOK!
追加料金なしでご参加いただけます。


🌱【こんな方におすすめ】

  • 赤ちゃんとお出かけしたいけど、何をしていいか迷っている

  • 音楽が好き・リズム感を育てたい

  • 子育ての気分転換をしたい

  • おうちでもできる遊びのヒントがほしい


 

「幼児期の“情操教育”が未来に与える影響とは」

 

 

こんにちは明石市大久保町のピアノ・英語・リトミック【コモド・ピッコリ―ノ】です。


 子どもが社会に出たとき、
「空気が読める」「我慢ができる」「常識的な判断ができる」──
そんな力が身についているかどうかは、親として気になるところですよね。

 

実はこれらの力、
幼児期の“情操教育”や“社会情動的スキル(SEL)”の積み重ねが土台になっている
という研究がたくさんあります。

 

たとえば・・

 

・お友だちと遊びながら気持ちのやりとりを経験する
・順番を待つ体験を繰り返す
・うまくいかなくて泣いたあと、気持ちを切り替える力を育ててもらう

 

こんな日常の積み重ねが、
実は将来、「空気を読む力」や「自分をコントロールする力」になっていくのです。

海外ではすでに「SEL(社会情動スキル)」の重要性が教育現場で取り入れられ、
日本でも、保育や教育の現場で徐々にその考え方が広まり始めています。

 

「どうしたら、うちの子も空気を読めるようになる?」
と考えるよりも、

まずは身近なところで、気持ちを受け止めてもらえる経験や、他人とのやりとりの中で自分の気持ちを調整する経験を、たくさん用意してあげること。

それがいちばんの近道かもしれません。

 

私のリトミック教室やピアノのレッスンでも、
音を楽しみながら自然に“社会性”を育てていけるように工夫しています。
単なる「音楽の習い事」とは少しちがう“情操教育の場”として、これからも大切にしていきたいと思っています。