ピアノをやめたい
行きたくない
気持ちがのらない

 

そんな言葉が子どもから出てくると、
親としてはとても不安になります。

 

・このまま続けさせていいのか
・無理をさせていないか
・やめさせる判断が正しいのか

悩まない親はいません。

でも実は、このやめたい気持ちは
多くの子どもに必ず訪れるものです。

でも、じつは、

やめたい期は、成長期でもあります

 

長く子どもたちを見ていると、はっきり分かることがあります。

 

このやめたい期を越えたあと、
子どもは確実に一段階上手になります。

 

指が動くようになるだけではなく
音の聴き方が変わったり
表現が深くなったり

 

心と身体が、次のステージに進む準備を始めたサインとも言えます。

今までのやり方が、少し窮屈になってきた
だから一度立ち止まりたくなる、とか。だから、

それは後退ではなく、ステップアップの前触れです。

親が焦らなくていい理由

この時期に、やる気を無理に引き上げようとすると
子どもはかえって気持ちを閉じてしまいます。

 

大切なのは
続けるか、やめるかを急いで決めることではありません。

 

まず、気持ちを整えること。

子どもも
そして親自身も。

一番簡単で、効果的な方法

一人で抱え込まず、
まずは先生と相談してください。

 

そして、この時期だけは
その子のやりたい形を尊重してもらう。

・弾きたい曲を選ぶ
・練習量を減らす
・技術より楽しさを優先する
・少しペースを落とす

やり方を変えるだけで、
気持ちが戻る子は本当に多いです。

この時期に親ができること

評価をしない
比べない
急がない

楽しくないんだね
しんどかったんだね

そう受け止めるだけで、
子どもは安心します。

親が落ち着くと、
子どもは自然に前を向き始めます。

やめたい期は、終わりではありません。

変わる前の、大切な合図です。

この時期を、
急がず、壊さず、見守れた子は
その先で、確実に伸びていきます。

焦らず、先生と一緒に
その子に合った次の一歩を探してみてください。

 

 

 

こんにちは!
昨日は節分でしたね。わが家では家族の好みがバラバラなので、毎年手巻き寿司にしています。
子どもたちは「セルフ巻きずし」と言いながら、それぞれ好きな具を選ぶのが恒例です。

 

家庭ごとに、具材も本当にさまざまなのでしょうね。
きゅうり、ツナ、ソーセージ、の~り♪
気づくと、頭の中がリトミック調になってしまうのは職業病でしょうか(笑)

 

こんな何気ない食卓の時間にも、子どもたちの気持ちや空気って、実はよく表れます。

レッスンでも日常でも。
 

子どもが急に不安定になる瞬間があります。

さっきまで普通だったのに、急にぐずる、言うことを聞かない
理由がわからないまま、こちらも余裕がなくなる。

 

そんなとき、つい
「どうしてできないの」
「ちゃんとしなさい」
と声をかけてしまいがちです。

 

でも、チャイルドコーチングアドバイザーとして子どもたちを見ていると、
子どもが不安定なとき、実は母の心が先に揺れている
そんな場面に何度も出会います。

 

子どもは、思っている以上に敏感です。
言葉より先に、表情、呼吸、空気感を感じ取ります。

・忙しさ
・焦り
・不安
先が見えない気持ち

それを、理由はわからないまま受け取って、
心がざわつき、行動として表に出すことがあります。

 

だから、子どもを叱る前に、
少しだけ自分の心に目を向けてみてほしいのです。

 

今、私は焦っていないか。
不安を抱えたまま、無理に動かそうとしていないか。

 

親子の心は、驚くほど連動します。
どちらが悪いわけでもなく、
ただ同じ波の中にいるだけ。

 

子どもを変えようとするより先に、
自分の呼吸を整える。
それだけで、子どもの表情が変わることもあります。

 

子育てに、完璧な正解はありません。
でも、子どもを立て直したいときこそ、まず自分を整える。

それが結果的に、子どもにとって一番の安心になることも多いのです。

 

 

鏡の中の母と娘

この母娘の会話で、気づきましたか?

 

こんにちは。
寒い日が続きますね。
毎日鍋というわけにもいかず、今日は何を食べようか…

そんなことを考えながら病院に行った、ある日のことです。

 

 

病院の待合室というのは、思っている以上に会話が筒抜けです。
聞くつもりはなくても、どうしても耳に入ってきます。

診察を終えたあとでしょうか。
 

中年の娘さんが、高齢のお母さんの着替えを手伝っていました。

娘さんは、淡々と、でも冷ややかに言います。
「早くして」

お母さんは少し動きがゆっくりで、袖に手を通すのに時間がかかっていました。
 

すると娘さんは、さらにきつい口調で言います。
「だから、早くって言ってるでしょ」

 

急かされたお母さんは、思わず声が大きくなります。
「まだ、袖から手が出てないの!」

 

その瞬間、娘さんはピシャリと返しました。
「声が大きい。静かにして」

 

 

このやりとりを見ていて、あなたは何か気づきませんでしたか?

 

娘さんの口調は、まるで小さな子どもに向けるような言い方でした。
命令形、否定、急かし、感情を抑えた冷たさ。

 

この二人の育ちや過去を、私は知りません。
だから断定はできません。

 

でも、こう思ったのです。
きっとこの娘さんは、同じ言葉を、同じ調子で、どこかで浴びてきたのではないか、と。

 

子どもは、親の言葉を意味より先に覚えます。
口調、間、強さ、感情の温度。

 

それらは、無意識のうちに体に染み込みます。

そして時が経ち、立場が入れ替わったとき、
その言葉は、形を変えずに返ってくる。

 

これは、誰かを責めたい話ではありません。
むしろ、とても現実的で、少し怖い話です。

 

自分が子どもに向けた言葉。
 

自分が日常で使っている口調。
 

自分が焦ったときの態度。

 

それらは、忘れた頃に、
そのままの形で、鏡の中から返ってくる。

 

極端な話ですが・・
もし、力で抑えつける育て方をしていれば、

 

いつか、同じ力を向けられる側になるかもしれません。

 

その言葉、その言動。
それ、昔あなたが子どもにしたことですよ。

 

そう思ったとき、待合室の空気が、少しだけ張りつめたように感じました。

 

子育て中の今は、目の前のことで精一杯です。
 

でも、今日の言葉は、未来の自分に向かって放たれているのかもしれません。

 

 

この母娘の会話で、あなたは何に気づきましたか?

 

 

こんにちは!親子リトミックのあとに、また言われました。

 

やっぱりリトミックの日はよく寝ます。
お昼寝が深いです。
私も一緒に寝てしまいました。

 

これは一人の感想ではありません。
これまで何度も、あちこちのママから聞いてきた言葉です。

 

 

理由ははっきりしています。

リトミックは五感と脳を同時に使う活動だからです。

 

・音を聴く
・リズムを感じる
・体を動かす
・空間を把握する
・感情を動かす

・考える前に、感じる。
・言葉より先に、感覚が動く。

・左脳だけでなく、
感情・イメージ・安心を司る右脳も使います。

 

だから残るのはだらだらした疲れではなく
質のいい疲れ

この状態は、自然に眠りにつながります。

 

そして、ここが重要です。

この効果は
子どもだけのものではありません。

親も一緒に音を聴き、動き、呼吸を合わせる。
無意識のうちに、親の神経も整っています。

だから
子どもが眠る。
親も眠れる。

 

 

ここで、ピアノや音楽の話をします。

ピアノ演奏や音楽活動では
・ドーパミン
・オキシトシン
・エンドルフィン

いわゆる幸せホルモンが分泌されることが知られています。

 

これは
・楽しいから
・上手だから
という話ではありません。

 

音を感じ、リズムに身を委ね、集中し安心する

このプロセスそのものが
脳にとって心地よい刺激になる。

 

リトミックも同じです。

教え込まない、正解を求めない、できたできないを評価しない

 

ただ
音と動きに身を置く。

それだけで脳と神経は整い安心が生まれ、眠りにつながります。

 

よく寝る、というのは疲れすぎたサインではありません。

ちゃんと使えているサインです。

 

子どもも親も心と身体を使いきちんと休めている。

それが、リトミックの日に起きていることです。

 

 

こんにちは!今日もかなり寒いですね。
私の住んでいる地域では、雪はほとんど降らず、ちらつくくらいでした。
大雪の降っている地域の方は、本当に大変だと思います。どうかお気をつけてお過ごしください。

 

 

今日の親子リトミックレッスンのあと、ママたちにこんな話をしました。
日本では、褒められるとつい「いやいや、そんなことないです」と返してしまうこと、ありますよね。
でも、親が自分や子どもの良さを素直に受け入れることが、子どもの自己肯定感を育てる第一歩になります。

 

 

謙遜と遠慮の文化

昔から、日本では褒められると控えめに返すのが当たり前になっています。
差し入れやお土産をもらったときも、一度は断ってしまう人は多いですよね。
それだけでなく、「遠慮すること自体がえらい」とされる文化もあります。

 

これは、昔からの集団社会で、自分を強く主張せず、周りとの調和を大切にする価値観が根付いているからです。
控えめに振る舞うことは「大人としてマナーができている」「謙虚である」と評価される。
でも、この価値観がそのまま子どもの前で出ると、子どもは「自分を出すのはよくない」と学び、自己肯定感が育ちにくくなってしまいます。

 

親の謙遜が子どもに与える影響

子どもは親の姿をよく見ています。
親が自分や他人の良さを認めないと、子どもも無意識に「自分には価値がないのかも」と思ってしまう。
親が褒めや善意を素直に受け入れる姿を見せるだけで、子どもは自然に「自分は認められる存在なんだ」と感じられるようになります。

 

エレベーターピッチの話

エレベーターピッチって聞いたことありますか?
営業マンがエレベーターに乗って、わずか30秒で相手に商品の魅力を伝えるやつです。
短い時間で核心を伝えるには、自分の価値を信じていないとできません。

 

親としても同じです。褒めや善意を受け入れられない状態では、子どもに「認める」というメッセージは届けられません。
だから、褒めや善意を素直に受け取ることは、自己肯定感を育てる練習でもあるんです。

 

日常でできること

  • 差し入れやお土産は、一度は断らず「ありがとう」と受け取る

  • 子どもが褒められたり、良いことをしたら素直に認める

  • 自分の心も「今、ちゃんと受け止めよう」と声に出して確認する


 

親が自分や子どもを認め、褒めや善意を素直に受け入れる姿を見せることは、自己肯定感を育てる最初の一歩。
遠慮や謙遜が「えらい」とされる文化の中でも、まずは親自身が「価値を受け取る勇気」を持つことが大事です。
それが、子どもが自分を信じて行動できる土台になります。

 

 

こんにちは。今日はめちゃめちゃ寒いです!!大寒波ですね!

寒暖の差が激しく、体調壊しやすいので気を引き締めていきます!

 

 

昨日、外を歩いていると、ふと家の中から2~3歳くらいの子どもの泣き声が聞こえてきました。
どこの家かも、誰がいるのかも分からない。

ただ、声だけが外に漏れ、勢いよく響いています。

 

きっと抱きしめても泣き止まない、何をしてもイヤと抵抗する声。
その声を聞くだけで、親の胸が張り裂けそうな瞬間が目に浮かびます。
「どうしたらいいのだろう」と。。。

 

焦りや不安でいっぱいなのは自然なことです。


世の中には、外で泣き声を嫌がる人や、無神経なやじを入れる人もいます。

でも、子どもにとっては、今この瞬間の感情こそがリアルタイム。
泣くことを取り繕うことなどできません。子どもはそのままの自分を表現しているのです。

 


泣きじゃくる理由

 

子どもが泣き止まないのは、自分の気持ちを言葉で整理できないからです。
「悲しい」「悔しい」「イヤ」「怖い」…でもうまく伝えられず、泣くことでしか感情を表現できません。

家の中の状況は見えませんが、泣きじゃくる子どもと必死に向き合う親の気持ちは、声から想像できます。

 


親の焦りは自然なこと

泣きを止めようと必死になるあまり、親自身がパニックになることもあります。
「早くやめさせなきゃ」と思うのは自然な反応です。しかし、その焦りが子どもにも伝わり、さらに泣きが強くなることもあります。

 

チャイルドコーチングの視点では、まず大切なのは親自身の心を落ち着けること
深呼吸して、「今は泣く時間」と割り切るだけでも、子どもに余計なプレッシャーを与えずに済みます。

 

 世の中の目=外の社会の現実
 子どもにとってのリアル=今この瞬間の感情
 親自身のケア=焦りや罪悪感の受け止め

 この3つの視点を意識することが重要です。

 


具体的な寄り添い方

  1. 声で安心感を届ける
    「泣いていいんだよ」「大丈夫だよ」と短く声をかけるだけで、子どもは少しずつ落ち着きます。

  2. 安全な距離で見守る
    抱き寄せを拒否されても、無理に触れようとせず、そばにいるだけで十分。
    親の落ち着いた存在が、子どもに安心感を伝えます。

  3. 感情にラベルをつける
    「悔しかったね」「イヤだったね」と子どもの気持ちを言葉にしてあげると、整理の助けになります。

  4. 落ち着いたタイミングでそっと手を差し伸べる
    泣きやんだ瞬間に軽く触れる、目を合わせて微笑むなど、安心できる再スタートをサポートします。


最も大切なのは親自身のケア

泣き声に焦る親の気持ちは、誰にでもある自然な反応です。
このとき最も大切なのは、自分の感情を受け止めること

 

幽体離脱のように、自分を少し外から眺めてみましょう。

「わー、私今すごく困ってるわー。大丈夫、落ち着いて」と自分に声をかける。
 

感情を押さえ込まず、まず自分を安心させることこそ、子どもへの最善のサポートにつながります。

親が落ち着くことで、子どもも安心し、感情の嵐がやがて静まります。
泣き止んだ後の笑顔や行動は、親の安定した存在があってこそ生まれるのです。

 

 

 

こんにちは。
今日も近畿地方は、ぽかぽかとした陽気です。
思わず外に出たくなるような一日ですね。

 

 

今日はやりたくない子供たちの気持ちについて・・
レッスンの現場では、実はとてもよくあることです。

子どもの気分は、とても繊細。
私は日々そう感じています。

 

しんどくても
やりたくなくても
頑張るのが当たり前

 

それは、ど根性昭和の時代で終わっていると、私は思っています。

まして音楽教育は
押しつけにしたくない。
気分が乗らないときに
いいパフォーマンスが生まれるわけがありません。

 

だから、基本は待つ。

正直、保護者から見たら
もどかしいかもしれません。

月謝を払っているのに
ちゃんと身についているのか
不安になる気持ちも、よく分かります。

私も三人の親です。

 

でも、声を大にして言いたい。
ちゃんと、身についています。

レッスンは
鍵盤をたたくだけではありません。
音楽は、こころでやるもの

だから私は
まず生徒と話します。

 

今日はどんな気分なのか
何があったのか
何を聞いてほしいのか。

 

生徒たちは本当に
聞いて、聞いて
という気持ちでやってきます。

 

スイッチが入るタイミングは
全員違う。

今日はやりたくない?
それでも、ここに来た。
それだけで、十分頑張ってる。

 

じゃあ、今日は何する?
そう聞くと
生徒たちは突拍子もないことは言いません。

これまでのレッスンでやってきた中から
自分が今できそうなこと
やりたいことを選んできます。

 

そして不思議なことに
次のレッスンでは
先週はちゃんと弾けてなかったから
今日はやる
と言って
意欲を倍にして戻ってくる。

メリハリを
自分で学んでいるんです。

 

それは
気づき。

 

大人だって
自分でセーブしたり
加速したりしていますよね。

子どもも同じ。
 

音楽は
その力を育ててくれます。

そんなことを
今日もレッスンのあとに思いました。

 

こんにちは。
今日も近畿地方は暖かい一日です。

昨日は、西日本各地で梅の開花があったそうですね。
芽が出る、花が咲く。
それだけで、なぜか可能性が開いていく感じがします。

さて、今日はそんな「可能性」の話です。

 

親の言葉は、励ましのつもりでも
知らないうちに
子どもの役割を決めてしまうことがあります。

 

うちの子は慎重なタイプ
この子は自信がなくて
あの子は要領が悪いから

 

そうやって何気なく貼られた言葉は
説明ではなく
役割になります。

 

子どもは
そうなんだね と確認する前に
そうしなきゃいけないんだ と受け取ります。

慎重な子は
挑戦しない子になり
自信がない子は
失敗してはいけない子になり
要領が悪い子は
最初から諦める子になる。

 

でも実際のレッスンでは
同じ子が
ある日は大胆で
ある日は慎重で
ある日は投げやりで
ある日は集中します。

 

どれもその子です。

 

指導の現場で大事にしているのは
今はどうなのか?
今日どこで止まっているか?
それだけです。

 

昨日できなかったから
今日もできない
そんな因果関係は
子どもにはありません。

 

親の言葉は
性格を説明するためのものではなく
未来を狭めないためのもの。

そう意識するだけで
子どもの動きは
驚くほど変わります。

 

そんなことを
今日もレッスンのあとに思いました。

こんにちは!今日の近畿地方はとても暖かいです!

春が少し先に顔を出したような、そんな一日ですね。

 

今日はレッスンにおいての我慢について。

我慢というと、つい生徒のことを思い浮かべがちですが、
実は我慢しているのは、生徒だけではありません。

 

教え方には、これが正解、という決まりはありません。
誰かが用意してくれた手引きがあるわけでもなく、
指導者はそれぞれ、自分の経験や知識、そして目の前の子どもから導いていきます。

 

そして、子どもは本当に一人ひとり違います。
同じ年齢でも、同じ性格でも、
まったく同じ子は一人もいません。

だから、同じ教え方はしません。
 

使う楽譜も、進み方も、アプローチもバラバラです。
それが、うちのカスタマイズレッスンです。

その子の一番輝くところはどこなのか。
 

どこを伸ばせば、その子らしく育つのか。
それを見つけて、育てていくのが、私たちの仕事だと思っています。

指導は、教えることだけではありません。
ときには、あえて教えないこともあります。

正解を言いたくなる場面はたくさんあります。
 

でも、伝えるよりも、どうすれば気づいてもらえるか。
この子は、今どこでつまずいているのか。
どうすれば、この子に届くのか。

そんなことを、日々考えながらレッスンをしています。

 

少し遠回りでも、
自分で気づいた瞬間の表情や、
ふっと音が変わるその一瞬を見ると、
待ってよかった、と思うことがあります。

 

指導とは、型にはめることではなく、
その子をよく見ること。

そして、
 

その子自身が前に進む力を信じて待つこと。

我慢しているのは、
生徒だけじゃない。

ふと、そんなことを考えながら。

 

おはようございます。寒いですね!
子どもに「我慢させなきゃ」と思ってしまうこと、ありませんか?
「すぐ食べちゃう」「すぐ飽きちゃう」「片付けを待てない」…そんな小さなことでも、ついイライラしてしまう親は少なくありません。
 

毎日の子育ての中で、「もっと我慢できる子に育ってほしい」と願う気持ちは自然なことです。でも、ちょっと待ってください。

 

 

1960年代にスタンフォード大学で行われた有名なマシュマロ実験では、幼児にマシュマロを置き、15分待てばもう1個もらえるというテストが行われました。
初めは「待てた子は我慢強い子」という印象を受けますが、後の研究でわかったのは、待てた子どもは我慢が強いのではなく、安心できる環境にいたからということです。
 

 

つまり、子どもが今すぐ行動を待てるかどうかは、本人の意志だけではなく、周囲の環境や信頼関係が大きく関係しているのです。

リトミックやピアノのレッスンでも同じです。
子どもはすぐに上手く弾けるわけではありません。
でも、親や先生が安心できる環境を作って待ってくれることで、子どもは自分で考え、挑戦し、少しずつ上達していきます。
 

 

ここで大事なのは、我慢を教え込むことではなく、「待っても大丈夫」と感じられる環境を整えることです。

今日も、日々の子育ての中でイライラしてしまう自分を責めなくて大丈夫です。
少しずつ、安心できる環境を作ってあげることが、子どもにとって最大の成長サポートになります。
「我慢できるかどうか」は子どもだけの問題ではなく、親も先生も一緒に作り上げるものなのです。

そして、我慢は講師にも…【続く】