ピアノをやめたい
行きたくない
気持ちがのらない
そんな言葉が子どもから出てくると、
親としてはとても不安になります。
・このまま続けさせていいのか
・無理をさせていないか
・やめさせる判断が正しいのか
悩まない親はいません。
でも実は、このやめたい気持ちは
多くの子どもに必ず訪れるものです。
でも、じつは、
やめたい期は、成長期でもあります
長く子どもたちを見ていると、はっきり分かることがあります。
このやめたい期を越えたあと、
子どもは確実に一段階上手になります。
指が動くようになるだけではなく
音の聴き方が変わったり
表現が深くなったり
心と身体が、次のステージに進む準備を始めたサインとも言えます。
今までのやり方が、少し窮屈になってきた
だから一度立ち止まりたくなる、とか。だから、
それは後退ではなく、ステップアップの前触れです。
親が焦らなくていい理由
この時期に、やる気を無理に引き上げようとすると
子どもはかえって気持ちを閉じてしまいます。
大切なのは
続けるか、やめるかを急いで決めることではありません。
まず、気持ちを整えること。
子どもも
そして親自身も。
一番簡単で、効果的な方法
一人で抱え込まず、
まずは先生と相談してください。
そして、この時期だけは
その子のやりたい形を尊重してもらう。
・弾きたい曲を選ぶ
・練習量を減らす
・技術より楽しさを優先する
・少しペースを落とす
やり方を変えるだけで、
気持ちが戻る子は本当に多いです。
この時期に親ができること
評価をしない
比べない
急がない
楽しくないんだね
しんどかったんだね
そう受け止めるだけで、
子どもは安心します。
親が落ち着くと、
子どもは自然に前を向き始めます。
やめたい期は、終わりではありません。
変わる前の、大切な合図です。
この時期を、
急がず、壊さず、見守れた子は
その先で、確実に伸びていきます。
焦らず、先生と一緒に
その子に合った次の一歩を探してみてください。
















