こんにちは。野球好きのブログ担当髙橋です。

セ・リーグは阪神が優勝を決め、店頭にはたくさんのパインアメが並んでいます。

パ・リーグもオリックスで決まりでしょう。関西ダービーの実現が現実味を帯びてきました。

 

さて、昨今の異常気象が通常モードになりつつある中まだまだ暑いですが暦ではとっくに秋、そろそろ受験生も現実的に志望校を判断する時期ですね。

今日は親の心構えや役割について触れてみます。

 

地方によって選択肢の数は全く違いますが、やはり第一志望は安定してA判定をとれる学校を選んでほしいです。判定上は届いていないけど玉砕覚悟でどうしてもここを受けたい!という学校がある場合は第二志望以下への対策を万全にしてください。

 

あとは、家庭を子どもにとって安心できる場所にしてあげてください。

 

子どもは朝早く起きて学校へ行き、そこでまず体力を使います。その状態で夕方から塾へ行き、しんどい勉強をしてゆっくり夕食を味わう暇もなくお弁当をかきこみます。そして眠気と戦いながら授業を聞き、帰って宿題や復習をします。塾がなくとも家で勉強をしなければならず、完全休みの日はありません。土日も少し寝坊する余裕があるだけで、やはり一日中塾で勉強をします。

 

なんというブラック環境…ガーン

 

大人に当てはめると朝早く起きて会社へ行って一日中仕事をして、夕方からはWワークで食事もゆっくりとれず、帰ってきて持ち帰りの仕事をしてあとはお風呂に入って寝るだけで自由になる時間がない。

 

嫌すぎますよね…えーん

 

なので、親は必要以上に子どもにプレッシャーをかけないでほしいのです。

成績が悪いのにダラダラしているとか、宿題や復習をなかなかしないとか、親にも言い分はあります。ハイとてもよくお気持ちわかります。

 

でもここでひとつ言えるのは(すべての子がそうではありませんが)

 

勉強に対してモチベーションが高い子は、やればできるからであって苦手なことに最初からすすんで取り組んでいるわけではない

 

という側面があることです。

誰だって苦手なこと、自分なりにやっても結果が出にくいものを積極的にやろうという気になれませんよね。

つまり、勉強するから勉強が得意になるというよりは、結果が出ることがわかっているから勉強もやる気が出るというわけです。ニワトリとタマゴが逆なんです。

なので、成績の悪い子が勉強に身が入らないというのはある意味当然とも言えます。逆に、今まで成績がぱっとしなかった子がちょっと頑張ってみて結果が出たら、それを励みにどんどん頑張ってどんどん成績が上がっていくということもよくあります。

 

ただ成績がずっと悪い場合、そう言ってすべてを諦めるわけにはいきませんので、親も多少は介入して飛べそうなハードル設定をしてやることが必要になってきます。

テストで良い点をとることを目標にするのではなく、前半を8割取れればよしとするとか、計算と漢字と知識問題だけは死んでも全部正解するとか、その程度でもいいです。

そして、達成できたらうんと褒めてやりましょう。そして次のハードルを設定していけばよいのです。

 

そのハードル設定を誤り、子どもをなじる親も残念ながら現実にいます。

それは子どもにとって不幸なことです。

 

かの有名な受験ネタマンガである二月の勝者にもそういうケースがありました。

幸いにもその子は非常に賢かったので、パワハラ父親の圧力にも負けず成功を収めましたが、本来なら勉強や受験は子どもを幸せにするためのものであるはずです。それなのに受験がきっかけで一家離散になっては元も子もないと思います。

親に学歴と社会的地位がある場合、我が子にも同じように成功を収めてほしいと思うのはごく当然のことですし、それは「愛情」からだと思います。しかし中学受験の時点で我が子に求めるハードルが現実より高すぎて叱ってばかりだとお互いに不幸になります。

 

思春期を経て大人の階段を上りつつあり、将来に対して漠然とながらも見えてきてその過程として大学受験を選択し、勉強に対してたとえ嫌でも自らの意志で頑張ることができるようになっている18歳と

 

ほとんどの場合親からの提案で塾通いを始め、周りの友達は遊んでいるのに自分は塾で勉強漬け、憧れの中学には行きたいけどしんどいな…お母さんが留守にしてるからちょっとゲームしちゃえ!というまだまだ子どもの12歳とは

 

全 く 違 い ま す 。

 

子どもは大人より想像力の及ぶ範囲が狭いです。大人が見てすぐわかる嘘をつくのは想像力が乏しいせいです。早い話が行き当たりばったりのその日暮らしなのです。

18歳のときに自分がそれをできたからといって、12歳の子に強要するのはパワハラ以外の何者でもありません。体力だって全然違います。

叱咤激励の叱咤が行き過ぎると子どもには親の愛情が伝わらなくなってしまいます。

 

まず、自分と子どもは別の人間であるということと、遺伝が全てではないということ。

それと18歳と12歳の違いはものすごく大きいのだということを親が認識するだけでこの手の悲劇は防げます。

それでももし自分は優秀だったのにこの子は…と思うときがあったならこう考えてみてください。

 

この子のピークは12歳ではない。

これから伸びる子なのだ、と。

 

中学受験は特殊な世界です。

わずか12歳の子に東大生でも解けないような問題を解かせることもあるのです。

つまり、中学受験の時点では年齢よりしっかりしていて大人びている子が有利です。

それだけに過ぎません。

精神面の成長がゆっくりで中学受験の大成功に繋がらなくても、その後の6年間で目覚ましい成長を遂げる子はいくらでもいるのです。

だから、それを信じてあげませんか?

 

中学受験は手段であって目的ではありません。

 

志望中学に合格することは短期的な「目標」ではありますが、その目標を達成してその先に何があるのでしょうか?

中高の6年間、よりよい環境で良き学友と切磋琢磨し、学力も人間性も伸ばしてもらいたいから中学受験をさせるのではないですか?

だとすると、中学受験はその環境に入れるパスポートを手にするための「手段」に過ぎません。

 

どうしてもここでないとダメだということは少ないはずです。

もっとも私自身、我が母校には他にはない唯一無二の魅力があり、共学が人気の昨今でも女子校である母校に毎年「絶対ここに入りたい!」「ここじゃないと嫌だ!」と入学を熱望する親子がたくさんいるのも当然だと思っていますし、その気持ちはよくわかります。

しかし、残念ながらご縁がない子もたくさんいるのが現実で、他の学校に行った場合その子は失望しかない青春を過ごすのでしょうか?

おそらくそんなことはないはずです。

 

ですから「こうでないとダメ」という窮屈な思い込みは捨てましょう。

 

どうにでもなります。

 

もちろん、あと少しの中学受験生活を悔いの残らないように目一杯頑張ることが一番大事です。頑張った上での結果への対処はどうにでもなります。

 

そして、親の方もああしておけばよかったこうしておけばよかったと思わないように、子どものサポートを目一杯してあげてください。

ここまできて両親の考え方が合わない場合は、徹夜覚悟で何度でも話し合ってください。親のしんどさなんて12歳の小さな子どもが今直面しているしんどさに比べたら大したことはありません。親が一枚岩でないと子どもも混乱します。余計なことで勉強の足を引っ張らないようにしてください。

 

そして、たくさんの愛で頑張っている子どもを包んでやってください。

それが子どもの力になるはずです。

 

さあ勝負の秋、親子一丸となって頑張っていってください!