こんにちは。野球好きのブログ担当髙橋です。
昨日で終わるはずだったペナントレースが今日まで持ち越されて、しかも今日で順位が決まるという展開になってて、もう私は昨日から胃が痛くてごはんしか食べられない…🤢
気を取り直して😌
私は個人的に
中学受験で燃え尽きるべきではない
という考えを持っています。
12歳の子が寝食削って勉強して勉強して、憧れの志望校に合格した!
…勉強ほんとにしんどかった…もうこれ以上辛い勉強したくないよう😢
となるケースは山程あるからです。
これは子どもの性格にもよりますが、寝食削って勉強して、そこで燃え尽きずにそこからさらに高い志や目標を持って勉強できる子ももちろんいます。
逆にイヤイヤ勉強していた場合は燃えつきがちです。
鶏口牛後という言葉もありますし、そうなるくらいなら偏差値にこだわらずに少し受験勉強に余裕を持たせてゴールして、その後の6年間でちゃんと勉強した方が良いと思います。
ごく一部の学校を除いてたいていどこの学校でも大学進学のために適切と思われるカリキュラムを組んでいるので、あとは本人の努力と情報収集能力次第です。
とはいえ、今のままでは無理だけど憧れの学校にどうしても行きたい!という気持ちが強い子もいます。
その場合は現実を見せて諦めさせて可能性のある学校の中で少しでも高い偏差値のところ、あるいは子どもに合っていると思われるところを受験させるか、そのまま突き進むか悩ましいですね。
子どもがどれだけ真剣にその学校へ行きたいと思っているのか、そのためにどれだけ犠牲を払う覚悟があるのかをご家族でよく話し合ってみてください。
その上で子ども自身がどうしてもチャレンジしたいというのであれば、その思いは摘まない方がいいかもしれません。
特にそれが最難関校であった場合、ご家庭の方針をしっかり決めた上でチャレンジするのが良いでしょう。
というのも
その地域の最難関校というのはとんでもない才能がゴロゴロ転がっており、よそでは味わえない刺激を味わえる環境であるからです。
一歩間違えれば己の未熟さに屈してしまう可能性もありますが
「学力に上限がない」人がいる環境というのはなかなかありません。
そして、最難関校の中にはちょっと「変わり者」も相当数います。
決して悪いだけの意味ではありません。
個性が強いとでもいいましょうか。これも悪い意味ではありません。
これらを学校が抑えつけるでなく、自由と自主性を重んじ伸びやかに見守ってくれる校風があるところが多いです。
どこの私立にもそれぞれの魅力はありますが、やはり最難関校というのは進学実績だけでなく際立った魅力が多いのです。
なので、最難関校に憧れる親子の気持ちはわかります。
特に、昔から伝統ある最難関校に熱い憧れを持つ親子が多い傾向があるような気がします。
現状の偏差値では届かないけれど、もしチャンスが1%でもあるのなら諦めないで食らいつきたい…という強い思いがあるのであれば、それはもうぜひチャレンジしましょう。
その場合、最初から「受かったら儲けもんだから…」みたいな負け犬根性ではだめです。
「合格するのは自分だ」
「自分はこれだけ努力してきた」
「周りがなんぼのもんじゃい」
「絶対負けない」
と強い意志を持ち臨みましょう。周りが賢く見える?そんな根性ではだめです。周りなど見ず、自分がやるべきことだけを貫くのです。集中していたら周りなど見えません。本当です。
そうすれば「大逆転合格」だってあり得るでしょう。
逆に言えば、その程度は合格への最低の最低の最低ラインであり、学力でも気持ちでも負けているようでは受ける資格はありません。無駄です。
※根性入れて頑張れば必ず合格できると保証しているものではありません
そもそも受験に「必ず」「絶対」はありません
チャレンジすると決めた場合
・第二志望以下にしか合格できなかったらそっちへ行くのか
・もし全落ちで公立に行くことになっても胸を張れるか
などをちゃんと家族で話し合って決めておきましょう。
もちろん、親は併願校の準備を緻密にしなければなりません。
ちゃんと準備した上でのチャレンジは、どんな結果であろうと子どもの人生にプラスになってくれるはずです。
どんな道も、まずは一歩を踏み出さなければゴールに到達する可能性すら全くないのです。その苦しい道を進もうとする子どもにエールを送りましょう。