内臓脂肪量の増加を検出できる方法が必要で
わが国では人間ドック等の機会を通じて
比較的多くの健常人に対して腹部CTが撮影されており
CTを活用した内臓脂肪型肥満の診断と検証が進められ
その結果腹部CTで臍(へそ)の位置の断面像から
内臓脂肪面積を算出すると100cm 2 以上の場合には
それ以下の場合より合併する疾患数が50%増加していることが明らかになり
100cm 2 以上を内臓脂肪の過剰蓄積と判断することが定められました
![べーっだ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)
ではCTを使わない内臓脂肪の判定方法は
CT検査は一般の診療所や健診で簡単にできないことから
内臓脂肪面積100cm 2 に相当する腹囲
すなわち臍の高さで男性85cm
女性90cmをもって
スクリーニング検査値と定められ
このような定め方はCTをドックにも多くもちいている
日本独自の方法であるので
他の国の腹囲基準は
CTでの内臓脂肪面積との相関で定められたものはないので
各国の間で腹囲に対する考え方は異なります
![べーっだ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)