厚生労働省は中国で2009年ごろから発生している
ダニ媒介性の新感染症が
国内で初めて確認されたそうです
患者は山口県の成人で昨年秋に死亡し
患者に最近の海外渡航歴はなく
日本国内でウイルスに感染したとみられ
原因ウイルスを媒介するマダニは
日本でも全国に分布しており
全国どこでも発生し得る感染症と考えられるそうです
感染症は重症熱性血小板減少症候群で
09年以降に中国で報告され
11年に原因ウイルスSFTSウイルスが初めて特定され
また、米国でも似たウイルスによる症例が報告され
今回の山口県の症例は中国で見つかったウイルスとほぼ同じ
だそうです
主な症状は発熱、倦怠感、食欲低下
消化器症状、リンパ節の腫れ、出血で
なんと致死率は10%を超えており
治療法は対症療法に限られています