ネットで少しだけ目線を変えて見てみると、ありえないほどたくさんの動物虐待の話題が流れていることに気がつきます。
ありえないほどに。
2017年度、環境省が発表した殺処分数はおよそ犬猫あわせて17100頭。しかし、この中には、自治体が独自で設定したルールで「譲渡不適切」とされた子達や収容されてから傷病が理由で亡くなった子達は含まれていません。その数を合わせると一気に52500頭となります。
殺処分0を掲げている東京都も「0」ではなくなります。
施設建設費、そこで働く職員の人件費、そして処分にかかる費用、それらすべては税金です。
わざわざ、億単位のお金をかけて命を処分している。
それがなんだと言う人もいるかもしれません。
関係ないと思う人もいるかもしれません。
正直に言うと、私もそういう人間でした。
ほんとにね、無関係と思う感性で生きていたんです。疑問にすら感じなかった。
保健所はずっと預かってくれるところだと本気で信じてた。
だから、よけいに、無関係と思っていた時を思うとこわくなります。
だって、自分が一緒に暮らした子を保健所に連れていくのは、やっぱり変に見えるんです、今は。
見栄のために流行りの種類の子達を家族にするのだって、なんだかなあと思う。
殺処分だけの問題ではなく、あらゆるところで様々な形で苦しい思いをしている動物達がいます。
飼われていたとしても暴力を受けている子もいる。放置という暴力を受けている子もいる。
多くの方が幸せにしてあげたい、何とかしたいと心を尽くしています。
自分のお金や時間を使って何頭もの保護犬猫達を救っている方達もたくさんいらっしゃいます。
今、私にできてやりたいと思えるのは、「人」が幸せを感じられるようにお手伝いすること。
もし、楽しく生きている人が多くなれば、自分以外の命の重さを大切にできるはず。
心が軋んでると大事なことが見えなくなってしまうから。
自分のことばかり考えていた私だからそう思います。
ちゃんと笑える「人」が一人増えたら、一緒に暮らす家族も笑えるようになります。
たとえペットと一緒に暮らしていなくても、他の命を軽んじない人が増えれば、幸せになれる子達はきっと増える。
セッションもお茶会も講座もそんな願いを込めてお話ししています。
みんなで幸せになっちゃえばいい。


