今日から12月だがエクスは珍しく一日中雨。フランスは12月の第一日曜が公立美術館はタダなのでまわろうと思っていたが結局出不精のうちに暗くなった。週明け月曜午前にいよいよ自分の発表の番でもあり、準備に時間をかける必要もあった。
さて一週間を振り返り、授業構成はだいたい以下の感じである。
午前の基本クラス(FG2という)90分2枠。基本同一の先生で一週間はほぼ固定メンバー。マックスの10人。前半は文法目的の宿題についてで、この週は接続詞のあと接続法をみっちり。活用も繰り返す。次いで聞き取り。これはRF i(エルフィと聞こえる)というラジオフランスの国際版のニュース冒頭、日本でいう今日のラインナップを4、5つ短く伝えるやつで、数回聴いて、数人で話し合いわかって分を発表していく。隣にかなりできるスイス人がいて頼りっぱなしである。
後半は新たな文法説明と演習をやり、代わりばんこの自由テーマの発表、問題提起とその議論である。さすがに大学教授なんかもいるもんだから、ネット社会での民主主義とは、とか女性の出産高齢化の是非、とかこの週は難題続きで、一言言うのがやっとだった。
自分もそうなんだろうが多数派のスウェーデン人の発音が聞き取りにくく難儀する。インド人の巻き舌ノンベルワンとでも言えば良いか。でもフランス人教師は普通に聞いているので私の耳のレーダーの質が悪いということなんだろう。概して読みや文法やスペリングは結構いい加減で一瞬優越感を感じても、意見を言えと言われるときちんとフランス語で組み立てていて、旧教育の日本人としては逆でがっくりする。
午後の90分はFG plusという身近なテーマで会話するコース。こちらはずっと3人。20代のドイツ人と同世代のドイツ人。若い子は本当の初心者で基本動詞もおぼつかない場面もあるが、そういう時は私に説明してあげなさいと指示が来る。その子も弁護士の卵で美人で明るい子で、相当勉強してるのかぐんぐん話せるようになっていて、地頭が相当いいんだと思いスカスカ脳としてはまたがっくりする。
話題は、フランス人のアペリティフの習慣や星占いやことわざを題材に、いろんな演習をしていく。アペリティフに招かれた前提でホストや客をアドリブで続け、先生が直していくというのもあり、先生入れて楽しめる。私には、最初は軽すぎと思ったけれど午前のハードさと代わってリラックスして口語でいけ、同じ文章でも高低の抑揚や婉曲表現を学べて面白くもあり、ホッとするよい授業である。
そんなんではやくも一週間が終わってしまった。
