ポルシェ986ボクスターS パワステ電動化 その3 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

ポルシェ986ボクスターS パワステ電動化 その3です。

 

フロントフード内に電動パワステポンプを取り付けます。

ラックからフード内にホースを入れるための穴を開けます。

 

こんな感じです。

 

バリを取ってから

 

錆止めを塗っておきます。

 

燃料タンクのステーを緩めてパワステホースが通りやすくします。

 

パワステホースは元々付いていた物を流用します。

 

パイプカッターでおおよその長さに切ります。

 

パイプ内のバリもきれいにします。

 

こんな感じになります。

 

カシメの部分が広がっていて径が太いので

 

削って細くします。

 

開けた穴に通るようになります。

穴を大きくすればいいのですが裏にあるタンクとの関係でスペースが取れないんですよね。

 

ラック側は純正と逆に取り付けます。ホースが通ったら燃料タンクのバンドを締めます。

 

結構ギリギリですが通せます。

 

またまたついでにですがバッテリーを下へ移動します。

車軸の内側の高い位置か外側の低い位置かはどちらがいいか意見は分かれるでしょうが

私は重い物は下にあったほうがいいと思います。燃料ポンプの整備もしやすくなりますし。

 

バッテリーを外して

 

バッテリー固定のプレートも外します。

ポンプのカバーは私は無くてもいいかなと。

気になる方は金属でも樹脂でもいいので簡単な加工で付けられるので付けますよ。

 

ポンプとの位置を考えながら

 

場所を決めます。この辺りがいいですね。

 

バッテリーを固定するボルトが入る所が飛び出しているのでその分の穴も開けます。

 

プレートを固定する穴も開けて錆止めを塗って

 

プレートを固定します。

 

バッテリーを載せたらポンプ用のステーも位置決めします。

穴を開けて固定して錆び止めを塗っておきます。

 

アース線は純正再利用します。

 

ボディに穴を開けて下地が出るように磨いてから

 

ボルトを固定します。もちろん錆止めは塗っておきます。

 

+側も純正を再利用します。

 

こちらは延長して使います。

 

太い配線は巨大なハンダゴテでないと繋げません。

 

配線をハンダで繋いで

 

熱収縮チューブで覆います。

 

更にコルゲートチューブで保護します。+側のショートは怖いですからね。

 

元々付いていたゴムの蓋に穴を開けて

 

隙間が無いようにグロメットも付けて配線を通します。

 

配線をバッテリーと繋ぎました。

 

またまた長くなってしまったので終ります。

中々ポンプまで行かないです。次回に続きます。