ポルシェ987後期 点検整備 外装編 | AUTOBAHN MOTOR&KLUB909BLOG

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外車専門自動車屋の活動日記

ポルシェ987後期の12ヶ月点検です。他店にて購入したばかりのお車です。

専門店ではない所での購入の為、改めて当社で点検して欲しいとのこと。

 

当社では初めてのご入庫になるので、まずは残っている記録簿を確認。

その後、ボディ周りや試運転をして良否判断していきます。

 

まずは外装関係ですが、右前はバンパーやフェンダーが補修してあり、その時にラジエターの

ダクトも傷が付いたようですが交換せずに一部切り取られていました。

 

フロントナンバーのベースも曲がっていてそこにナンバーを取付けしてしまったので

新品のナンバーが曲がってしまっています。

 

バンパーを外すとこんな感じです。

 

よく見るとヘッドライトのベース外側が右は下がっています。

フェンダーは色々位置がおかしいので曲げたり叩いたりして調整しました。

 

ダクトを外して落ち葉などのゴミを掃除してから

 

新しいダクトに交換しました。

 

曲がっているナンバーベースを外して

 

汚れをきれいにしてから

 

新しいベースへ交換しました。ナンバーの曲がりも修正して取り付けました。

 

バンパーとフェンダーの固定金具に割れや折れが合ったので交換しました。

 

右のライトベースの高さもおかしいので

 

調整しました。

 

右側補修の際にライトも交換しているらしく、右に比べて左ライトが黄ばんでいます。

 

左ライトを交換します。バルブや

ユニットは付いてこないので移植します。

フェンダーの曲がりやバンパー位置を調整しながら組みなおしたあと光軸調整しました。

 

バンパーなどの固定ビスが錆びているので交換しておきます。

 

ホイールボルトも錆びています。

 

機能的には問題なく見た目の問題だけですが錆を落として

 

シリコンオフで汚れを落としてミッチャクロンを塗ってから

 

シルバーで塗装しました。これだけでも印象が結構変ると思います。

 

助手席側のワイパーブレードが逆さまに付いていました。

運転席側は結構逆さまに付いていますが、助手席側が逆さまなのは初めてです。

 

外装編は終わりです。次はエンジン関係です。