２４年３月期の連結業績予想は、純利益を１０００億円から１８００億円（前期比２９．０％減）に引き上げた。原油価格上昇や為替の円安を織り込んだ。
２４年３月期第２四半期累計（２３年４−９月）決算は、売上高が４兆２４４億６２００万円（前年同期比１６．４％減）、営業利益は２０２９億２１００万円（同４２．７％減）だった。
同社は複数の株主還元策を打ち出した。まずは、７５００万株（自己株を除く株式総数の５．３％相当）・３５０億円を上限とする自社株買いを発表し、取得期間は２３年１１月１５日から２４年８月１４日とした。あわせて、２３年１２月３１日を基準日として、１対５の株式分割を実施するも発表した。さらに、配当の見直しも発表しており、中間は従来の６０円から８０円（前期実績６０円）とした。１対５の株式分割後の期末予想は１２円から１６円に変更した。
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