もうすぐ薬価改定です。
改定で多少、技術料が増えるといいですね。とは言え、技術料はあくまでも技術に対する報酬なので、手数料では有りません。自分を含めた、すべての薬剤師が技術を売り物としている意識をもって仕事をしているのか・・・甚だ疑問です。頑張らねば!!
まあ、しかし、算定しずらい技術料新設して、技術料をアップしたというのは無しにして頂きたいものです。
それにしても、制度改定を官報とかって紙レベルでではなく、コンピューターベースの制度改定に、つまり厚生労働省が医療制度自体をデーターベース化するように、そろそろ移行して頂きたいものです。厚生労働省自らによる電子的なシステムを作って戴いて、厚生労働省がプログラムやデータ上の変更するだけで、法令改定が済むようにして頂きたい。
今みたいに制度の解釈がどうのってアバウトな話だけは、とにかく無しにして頂きたい。厚生労働省は、私どもの作っている制度は電子化できるものですと言っているのですが、本当は実際に自分がプログラムを書かないといけないということがわかってないようです。そうやってないつもりみたいなのですが、実際にデーターベースを作っている訳ではないので、厚生労働省以外は大混乱状態という状況がお分かりになっていないようです。制度改定ごとに、変更点で医療関連が右往左往している現実をご存じないようです・・・
しかも、制度変更に加え、都道府県単位で変更に対する解釈が異なるのです。これはあまりにも変な状況でして・・・いくら地方分権とは言え、合衆国ではなく一つの国なのですから、これは本当におかしいと思います。医療はあくまでも国の制度なので、日本国内どこでも解釈が同じでなくてはいけません。このいろいろ有りの制度解釈が混乱にさらに拍車をかけています。
国自体がコンピューター・ベースの医療制度を作る、もしくは国が医療制度をデータベース化するのは、 このような混乱を解消するだけではなく、国民や国庫のために非常に大きな恩恵があることと思います。
医事、薬事等のコンピューターソフトのベンダーは2年ごとの制度改定のたびに振り回され、それに大きく人員を割かれて、いつまでたっても製品の品質が上がって来ない・・・ひいては、望まれている医療の質が向上とは逆のベクトルとなっているのは悲しい事実です。お上にとっても、制度改定もコンピューター上で数字やルーチンを弄れば済むだけで実務は相当楽になるはずですし、シュミレーションとかも大幅にしやすくなるでしょう。
ですが、現実は・・・
制度改定の度に医療現場は大混乱をきたし、「4,5月は病院に行かないほうが危なくなくて良いかもよ」って言っても大袈裟ではないくらいです。今度の4月もそんな感じになるでしょうね。
医療の世界ではさぞかし最先端のコンピューターを使われていると世の中の皆さんが思っていらっしゃるでしょうが、そんなわけもあって、医療会計用コンピューターは知る人ぞ知る、最後進レベルなのです。
・上記のように制度改定が多い
・そのためか大手が参入して来ない
・それに加えて、データーの互換性を拒否しているベンダーが多い(多かった)の で、競争原理が働いて来なかった
などが、医療会計コンピューターの発展を大きく阻害してきた要因です。
3番目のことで補足しておきますと、この業界では、本来クライアントのものであるデータをエキスポート出来ないように覆い隠し顧客の囲みこみをしてきたのです。競争がないところに良いものは育ちませんよね。
まあ、そんなこんなで、医療関係従事者にとって会計用のコンピューターは(なくてはならない存在ですが)とんでもない足かせ以外の何物でもないのです。その原因は国が制度をコンピューター化することを考えてないから、その一言に尽きますね。
年金だけではなく医療も転ばないように考えて下さい>長妻さん。
今からでも遅くないってば。