klimの毎日が感性


恵比寿の東京都写真美術館で上映されている
「ウォー・ダンス  ~響け僕らの鼓動~」を友人と見に行った。

またひとつ、とても素晴らしい映画と出会えた。


ウガンダ北部で最も危険地域とされるパトンゴ避難民キャンプには60,000人を超す避難民が生活している。
【全国音楽大会】~国中の20,000校を超す学校が参加を賭けて挑む大きな大会なのだが、そこでは、歌、踊り、楽器演奏など様々な部門で、生徒たちの技能が審査される。そんな大会にパトンゴの学校が初めて出場する。
 3人の子供たちを中心に、紛争で傷ついた子供たちが音楽と踊りによって笑顔を取り戻す物語。
 そんな3人の生い立ちとは。

ドミニク(14歳)・・・木琴演奏者
誘拐され、反政府軍の少年兵として紛争にかかわった。罪のない、農民を殺したことは家族にさえ言えない。

ローズ(13歳)・・・聖歌合唱団員
反政府軍に両親を殺害され、さらに彼らの遺体を見せられた経験を持つ。おばの家にお世話になるが、家事労働を強いられる。

ナンシー(14歳)・・・ダンサー
父親を殺害され、母親は誘拐された。幼い弟と妹を抱えて、 1ヶ月以上の間茂みに身を潜め生き延びた。「踊っていると故郷に帰った気分になるの」

 日本に生まれてきた私たちは紛争のために家族や大事な人と離れ離れになることもないし、ましてや殺されるということにあうことは決してない。同じ地球の違う場所ではそれが現実だ。

 私たちができることは ? と考えさせられた。

 そして彼らにとってつらいことを忘れることができるのが、唯一歌って踊っているとき。


 そして、踊りとは魂そのもの。
もともと踊りや音楽は神と繋がったり、神に捧げる宗教色の強いものだと私は思う。
特に、伝統舞踊は祖先からの大事な文化であり、代々受け継がれていく大切な踊り。伝統舞踊を踊る彼らはまさに、部族の一員という誇りがあり、なんというか心の底から湧き出るパワーや笑顔に、踊りや音楽の原点を感じた。 
ああ、これだよ!って。
自分の魂が揺さぶられて出てくるものが真実だ。
そういう踊りが見ている人の魂も揺すぶるのだ。
ブラジル人の言った、”湧き出るものを表現するの”が
すごくわかった。
一緒に見に行った友人も音楽をやっているひとなので、二人で
原点に戻れた~ 浄化した ~ とホクホク だった。

 平日だから?
マイナーだから ?
観客が少なかった。

こういう映画こそ、たくさんの人にみてもらいたい