DQSの2代目リーダー・徹平のパーマネントバンドである『Hi-5』が年内で解散する事になりました。先程、発表したみたいです。つい先日、徹平からこの知らせを聞かされたんだけど、そりゃもうビックリしました。Hi-5は結成から20年。北九州で結成し、今日まで不動の3人で活動していてね。去年は久しぶりにアルバムをリリースしたり、主催ライブをしたり、徹平がギターからベースに戻ったりしてね(デビュー当時はベースでした)。試行錯誤しながらHi-5道を進んでいたもんだから。僕らの仲間内では解散とは縁遠いバンドの一つだと、みんなが思っていたもんだから。
人生と音楽道がどんどんクロスオーバーしていく年齢だからね、一言でこれが理由とは簡単には人に伝えられないよ。夫婦が離婚するのと同じ。
Hi-5がどれだけカッコ良くて、最高のライブをするバンドかは今さら言うに及ばず。ただ、やっぱりね、1人でも多くの人がこのバンドのライブを体感しておくべきだと。Hi-5のライブを知らない人生と知ってる人生。どっちを選びますか?12/25のライブが期せずしてラストライブになっちゃいますね。下北沢251です。
徹平、武田、小田。Hi-5とここまで歩んできたからこそ拓けた人生。この土台があってのこれから、未来。ここに関しては楽しみですが、1ファンとしては残念でなりません。
バンドもそうだし、飲食店も、服屋も、あるのが当たり前じゃないのは重々承知でも、足が遠のいてしまう時期があります。友人、親兄弟もそう。いつでも会える、また今度。あの時に時間を作っておけば良かった。俺はもちろんだけど、おそらく皆さんも、そんな経験がいくつかあると思います。
形あるものはいつかは無くなる。悠久に思える山岳だって、何万年の周期で無に戻る。そんな、ほんの一瞬の刹那の中で僕らは情熱を燃やしては意気消沈し、また己を震わせて再燃させる。まだまだこれから!