プライベートでも、仕事でも、
八ヶ岳に登る機会が多く、どんどん好きな山域になっています。
同じエリアに何度も登っていると、
その違いに敏感になります。
登る時期が1週間違うだけで、夏から秋への移ろいを感じる今。
先週の西岳とはまた表情が違いましたね。
今週末は、
関西に住む友人たちと小淵沢集合で八ヶ岳へ登りました。
前田彩名ちゃんと、渡部奈美ちゃんと。
山が好きで、明るくて、タフネスで、
よく食べて、よく寝て、よく食べて、さらに食べて。
絵に描いたようなアウトドアガールです!
2日間を通して、なかなか手強い悪天候。
夜中なんて、強烈な突風で頑丈な赤岳天望荘が揺れたね。
朝5時、実際に外に出てみると、
体感で風速20メートルぐらいだったかな。
雨もミックスされ、視界は10メートル。
赤岳の最低気温は8度だったので、
この状況だと体感温度は完全にマイナス。
危ないので、赤岳から横岳・硫黄岳への縦走は中止しました。
かと言って、地蔵尾根を下るのも緊張感があるので、
赤岳にもう1度登って、文三郎尾根から下山。
1日目にも赤岳へ登ったので、
期せずして、2度も赤岳へ登ってしまった訳です。笑
2人は初めて八ヶ岳に来たので、
赤岳からの眺望と、硫黄岳までの稜線歩きの素晴らしさを、
体感させてあげたかったんだけど。
でも、こんな大荒れの天気も山の本来の姿のひとつ。
これはこれで素晴らしいと思えちゃうな。
目の前には、
北アルプスや南アルプス・中央アルプス、
奥秩父山塊や富士山、浅間山、妙義山や赤城連山。
日本の屋根の中央に立っている感動は、
次回のリベンジ時まで置いておくのも悪く無い。
山は逃げないので。
そう思うと気長でいいです。
元気で、笑顔で「また登ろう」
西と東へ、それぞれの日常へ帰路を取る。
雨に降られなかったのは行者小屋まで。
ここからは翌日の下山まで終始レインウェア。
1日目の登頂。赤岳。
撮った写真を小屋で確認したら、3人の色味が信号である事に気付く。
それを受けて翌日は、信号の並び順に立ってみた。
2日目の登頂。赤岳。
強烈な風雨の中で頑張って撮ってます。
パーソナリティの良く通る声をもってしても、
何も聞き取れないほどの強風と雨。笑
この状況で、この笑顔はさすが。笑
撮影場所は文三郎の分岐あたり。
以前に「KGSS ON THE PEAKS」で蔵王に登った時の強風と同じぐらいかな。