前回アップした「Metalish」のライブより、
1回前のライブ動画になります。9台ドラムの時ですね。

しかも、未編集の映像のために、3カメ視点です。
これはこれで、色んな角度からライブを見れるので面白いですよ!

是非、以下のリンク先をチェックしてみてよね!

The circle of the rhythms / DQS


この曲は、毎回、ライブの最後を締める大曲です。
2時間の本編で見せる、細やかなフォーメーションとか、
緻密なリズムの重なり合いを度外視し、
とにかく、ひたすら力の限りに、エンディングへ向かいます。

普段、俺らドラマーがドラムを叩く場合の留意点は、
「絶対に力まない」ってことです。
いかに、力を抜いて叩くかが凄く大事なんだ。
イメージ的に「ドラム=力技」みたいな感じだと思うけどね。

力を抜いて、打面をインパクトする瞬間に体のムチを使う。
しなりを使っているです。

そんなドラマー達が、とにかく力みまくる曲。
腕が上がらなくなるまで叩き切る。叩きたす。

気持ちが弱い、闘志が弱いドラマーは、
明らかに周囲のドラマー達に遅れを取り、
そのテンションに飲み込まれる。

サークルの真ん中に立ち、
そんな彼らを煽り続けるのは容易ではなく、
俺自身の「気」もかなり消耗します。
煽られた彼らは、更なる「気」を発する。
それを、円の中でまともに受けなくちゃいけないので、
俺も更に「気」を発し、それを跳ね除けようとする。
ちょうど、漫画の北斗の拳の、百裂拳を受けている感覚です。
受けたことはないが。

その猛烈なやりとりを、
見ている皆さんへカタマリとして投げる。

そんな、圧倒的な曲なんです。
実際に、ライブで「体感」すると、
この動画の1万倍は魂が震えますよ。

この動画は、絵は未編集だけど、
音はミックスダウンしているので、
スピーカーなどからパソコンの音を出せる環境の方は、
是非とも爆音で見て下さい。

エンディングに向かうにつれ、
音が倍ぐらい大きくなっています。
と同時に、飽和した「低音」と「風圧」が感じられるはずです!


DQSワンマン
11/6(火)下北沢CLUB Que
「新生DQSワンマン ~10 Drummers 1 soul ~」
OPEN 18:30 / START 19:00 ADV. ¥3,300 / DOOR. ¥3,800 [1D別]

Dr1:溝渕ケンイチロウ (ザ・カスタネッツ / KGSS ON THE PEAKS) 
Dr2:ヤマグチユキヒコ-ハジ(ハックルベリーフィン) 
Dr3:高橋浩司 (HARISS / The Everything Breaks)  
Dr4:小関哲郎 (about tess / dario) 
Dr5:森 信行(ex.くるり) 
Dr6:ハギー(LOVE 9 Floor / ソレカラ) 
Dr7:おかもとなおこ(つばき / THE GIRL) 
Dr8:HAZE / ハゼ (UNUS / ex.PICK2HAND) 
Dr9:比田井 修 (ex.School Food Punishment) 
Dr10:北野愛子(your gold, my pink)
Gu:野口徹平(Hi-5)
Ba:平田博信(Swinging Popsicle)
Key:堀越和子(GOMES THE HITMAN)

前売りチケットのお取り置きは → kenichiro@the-casta.net


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