雲取山、再び

酷暑の中で、雲取山へ登りました。
最近、登山に目覚めた「Qube」のシボンヌ嬢を連れて。


雲取山（くもとりやま）

標高：2,017m
東京都・埼玉県・山梨県の境界にある山。日本百名山。
東京都で一番高い場所です。

俺は、ちょうど1ヶ月前にも登ったんだけど、
この1ヶ月の間で、少し山に変化がありました。

咲いている花や、飛んでいる虫や、
緑色の濃さや、雲の流れや。


雲取山は、すごく「山らしい山」な気がします。

岩場や鎖場などは無く、でも緑が深くて、
長い樹林帯を抜けて稜線に出ると、
どこか不思議の国に来たような、おとぎ感があり。

長いピークまでのアプローチの先には、
ひっそりと佇む頂上小屋があり。


また、雲取山には近いうちに登ると思います。

ただ、今回は久しぶりに「膝」に痛みが出てしまい。

痛くなった場合の降り方も自分なりに会得しているので、
下山ペースが落ちることは無かったんだけど、
精神的にダメージがあったね。なぜ、ここにきて膝？！的な。

格言：油断した頃に膝はやってくる

あまりに悔しかったので、
帰宅したらすぐに、膝のストレッチと、
大腿四頭筋のトレーニングを始めました。



例によって鴨沢から登山開始。休憩を入れて、往復9時間の山行。


朝もやを抜けてくる光は、森を幻想的にする。


朝露に濡れるヤマユリ。


朝靄に浮かぶ奥多摩の山塊。


七ツ石小屋で軽く休憩。ここは大好きなスポット。


長い樹林帯を抜け、ここからは尾根を行く。


マルバタケブキ。


ブナ坂の斜面は、マルバタケブキが2kmに渡り咲き誇る。


シモツケソウ。


キジムシロ。


ミヤマアキノキリンソウ。


ピークに到着。


一等三角点。


シボンヌさんも頑張った。


やがてくる膝痛を知らず、余裕の表情。


頂上にはガスが。展望は一切なし。これもまた良し。


下山時。奥多摩小屋の彫り物。猫。


ヒオドシチョウ。


タマゴタケ。毒々しいが食用。