友人の女性登山家と。
山梨県と長野県の間に立っている、
瑞牆山(みずがきやま)に上がって来ました。
百名山のひとつで、岩峰が連なる珍しい山です。
いや~!この山。
めちゃくちゃ楽しかったです!
なんだろ。山全体が大きなアスレチックみたいな感じ。
九十九折り、川渡り、ガレ場、ロープ、階段....
変化に富む山頂への道のりは、飽きることが無かったです。
急な斜面や、段差が大きな場所も結構あったので、
下りでは、ニュアンス的に「飛び降りてる感じ」の場所も。
登り始める数時間前までは、
都内も現場も、雨が降っていたので。
岩や木々が濡れていました。
午前中は霧も多くてさ。
滑らないように、足元に注意を払いながら進む。
霧を切り裂くように、強い光の太陽が登り始めた。
その瞬間の、光の漏れ方が尋常ではない程に美しい。
山中に入ると、まだまだモヤが残っていて、
そこに向かっていく我々の様は、
「神の山」へ立ち入る、不届き者のようにさえ思えた。
頂上までの道のりでは、多くの「巨大な岩」に出くわす。
頂上の姿を見てもわかるように、この山自体が、大きな岩。
そして、頂上に立ってみると....
断崖絶壁にケツの穴がタイトに閉まる。
完全に晴れていたら、頂上からは、
八ヶ岳連峰、富士山、南アルプス、北アルプスの眺望がある。
この日は、やはり雲が多かったけど、
雲海の上に八ヶ岳連峰だけは、浮かんでくれていた。絶景!
頂上で、しばらく時間を過ごす。
レトルトより数段旨い、フリーズドライのグリーンカレーを。
食後は温かいコーヒーと、ココナッツチョコのウエハースを。
先月の富士山に続き。
自分の小ささを痛感した日だったけどさ。
下まで降りてきて、山頂の姿を見上げたときに思ったよ。
あの上まで、自分の足だけで、数時間で往復出来るなんて、
人間のパワーもまんざらではないなって。