DQS presents「Que人のドラム侍」スペシャル

「下北沢CLUB Que」での、2デイズワンマンを終え、
やっと少し「気」が戻ってきたので、ブログを書いてみます。

「9日」が終わって、二日が経ちます。
この間、2デイズで「越えた」ものが何だったのか、
ブログに書くために、自分内で具現化しようとしていました。

だけど、いまだに。
あの感情を言葉でまとめる事が出来ません。

間違い無く、俺の人生の中で、
あれだけの「気」を放出したのは初めてだし、
あれだけ多くの「気」を受けたのも初めてだし。

あの輪の中に立っていて、昇天しっ放しでした。
あまりにも凄まじい「気」の渦に。

「気」...
気合い、気迫という「強」のモノから
思いやりや、お互いへの愛情まで。


普段、こんな事は全く思わないんだけど、
9日が終わった直後は、
「今日で音楽が出来なくなっても悔いは一切ない」
とさえ、本気で思っていました。

でも、二日経って、
バスドラのヘッドを買いに行ってる自分が居た。
ただ、まだボ~っとしていたみたいで、
フラップ式のコインパーキングを、未会計のまま出ようとして、
車の底をゴリゴリと擦ってしまった。
今日、その傷を見て、やっと正気に戻ったよ...
この傷を見るたびに、この2デイズで越えたモノが何だったのか。
自問自答する事になるんだろうね。


何度でも言います。

本当に凄まじい「気」が渦巻いていました。
その「気」は完全に肉体を凌駕して、
自分らの届かない、あの場所へ向かっていたに違いない。

それはまさに。


The circle of the rhythems


この曲が持つ、本当の意味が、
やっと解ってきたよ。
それは、俺らのイズムそのものです。
強さと愛情と、優しさと。


君の勇気と感傷で もっと歌えるなら
立ち尽くす記憶さえも 今 まさに鎮め
昇りゆく鼓動の先を いつも信じてみろ
ここは絶対の場所なんだ 解き放て愛を

僕を越えてゆけ 辿る世界
The circle of the rhythems








この写真は、9日の本番5分前。

凄まじいまでの、気迫と気合い。
お互いへの、信頼と愛情に満ちた表情を、
全員がしています。

この写真。
何度見ても、震えてくるんだよ。
完全に、戦場に向かう者たちの顔です。


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PHOTO by MUTSUMI OMORI