「acological」ツアー、最終日。

ツアーに出た日は、街は雪景色でしたが。
最終日の今日は、まさに春模様。

季節が変わったほどの「変化」が。
俺らにも起こっているのか?

それはどうか、わからないままだけど。
「大きなモノ」を得ながら進んでいる確信はある。



今日は最高でした。
それしか言えないです。

敬吾との間合いや空間は。
確実に、次のステージに入ってきています。

今回、改めて強く思ったことは。
敬吾の「歌」の芯と「言葉」の強さです。

敬吾の「歌」と「言葉」を、どうやって「包囲」しようか....
どうやって、後押しすればいいか....


パンデイロや、その他のパーカッション。
そして、テノリオン。
このツアーで。俺が使用した機材類一式。
並みのボーカルだったら、簡単に飲まれてしまうはずです。
歌や言葉、アコースティックギターを。
簡単に殺すことが出来る。

2人だからこそ、言い訳のきかない状況。

ゆえに...
加減。温度感に、細心の注意を払いながら。
リハを重ね、ライブを重ね。

ただただ、感じるのは。
敬吾の「歌」と「言葉」の強さです。
ツアーが、終盤になればなるほど、そう感じました。

今までとは違うアプローチをすること。
俺ら自身、チャレンジだったけど。
現状より「悪くはならない」自信もあったし。

強いて言うなら。
普段、二人が家で、遊びながら音を作っているのを。
「人様にお見せした」....そんな感じです。

奇を衒ったわけでもなく、自然な流れでのツアーでした。
その「音遊び」に負けない、敬吾の歌と言葉に感服です。
次回は、さらにドギツく迫ってやろうと思っています。

今は、ツアーが終わった淋しさよりも。
早く次の「acological」ツアーがしたくて仕方がありません。

「二人」と言う、最小限のコンボで。
「最大限の効果」を生む。

欲求は、尽きることがありません。

17日間のツアーの中で。
会場に、足を運んでくれた方々からは。
とても大きなパワーを貰いました。
各会場のスタッフの方々、そして、竹内くん。
親愛なる敬吾。

すごく幸せで、濃密な時間を送ることが出来ました。
感謝の念でいっぱいです。

ありがとうございました。


2010.3.14 溝渕健一郎


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