お久しぶりです。

更新していない間に、ホルモン治療を始めてから1年4か月ほどが経ちました。


体調に変わりなく過ごせていること、

家族や友人、会社等、自分のまわりの方たちが理解しようとしてくれているおかげで、偽りなく自分で過ごせていること、ありがたいなと感じる日々です。

 

 



そして先日、無事改名も終わったので今回はそのことについて書こうかなと思います!

 

ちょっと長くなります。

 

 

 




 

僕の場合、裁判所に申し立て書を提出してから許可が下りるまで2か月半程かかりました笑

 






長くかかってしまった理由としては、

会社で通称名を使えていなかったからです。

改名の申し立てをする場合、戸籍謄本や申立書と一緒に通称名の使用実績の提出が必要になります。

 





そのため、性同一性障害の当事者の方たちはネットでの買い物や公共料金の支払い、ポイントカード、給与明細等で通称名を使い、1~2年ほど(期間は人によります)の使用実績を作って改名の申し立てを行うかと思います。

 

 





僕は入社してすぐに性別違和であることを伝え、

ホルモン注射を始めたいこと、

改名する予定であるが大丈夫かどうかを会社に確認していました。

 





会社の返答としては問題ないとのことだったので、

改名するには使用実績が必要な為、

給与明細や会社で使用する名前を通称名に変えてもらえませんか?と聞いたのですが、

戸籍とは違う名前だとコンプライアンス?的な問題で使えないとのことでした。

 

 




そのため、会社以外で集めた1年ちょっとの実績のみで裁判所に申し立てを行いました。

 

 




裁判所に書類を提出しに行き、後日電話があり面談をしたのですが

裁判官の方に言われたのは、

 


「あなたは社会人だから、多くの時間を会社で過ごしていることになります。

その会社で変える予定の名前を使えていないと言うことは、本名よりも通称名が浸透しているとは認められない。」

 


「名前とはあなたが何者であるかを証明するためのものであって、

外見が男であるか女であるかで変えられるものではない。

ただ、性同一性障害の方たちが名前によって生き辛さを感じているのは理解しています。」

 

 


とのことでした。

なので今回は認められないと言われました。

 






ただ僕は、

・会社には入社段階で話してある

・改名しても問題ないと言ってもらっているが、戸籍とは違う名前はコンプライアンス的に使えない

・改名後はすぐに新しい名前に変更対応する

 




と言ってもらえていることを伝えたかったので、

Wordを使って、いつ(日付)、誰に、何の話をして、なんと言われたか

の書類をつくって、使用実績と一緒に提出していました。

 


 



なので、

「会社には話してあって許可をもらってるというのはわかりました。

なので今回ので却下するのもどうかなと思うので、様子を見ましょう。

もう一度面談日を設けるのでそれまでに会社で通称名を使えるか再度交渉して、会社名義の書類を出してもらってください」

 



 

となってその日は帰りました。




 

 

その日のうちに本社に連絡し、やっぱり通称名での給与明細が必要だといわれて許可下りませんでした。

どうにかなりませんか?と相談しました。

 

 




結果として、今名前を変えるための裁判をしていて、通称名での給与明細が必要である。

ということを証明する書類をだしてくれれば検討する

 



 

となったので、裁判所に「事件係属証明」という書類を発行してもらい、申立書のコピーと合わせて会社に提出し、

無事に、通称名での給与明細を裁判所に提出したことで改名の許可が下りました!

 

 





 

 

裁判所も会社も、先に相手が許可を出せばOKする

というスタンスだったので、一度却下された時は

名前変えられないのかな、、、と途方にくれましたが

無事に改名できて安心しました。

 




 

今回の流れは僕の会社の場合なので、皆さんも同じようにいくとは限りませんが、

会社で通称名が使えず困っている当事者の方の参考になればうれしいです。

                                          

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