野菜の価格に関する記事が出ていたので、抜粋して紹介します。

 

(11月15日 朝日新聞)

暑さ去り 野菜やっと値下がり

 ~供給回復 ハクサイ卸値は10月の半額~

  「異例の暑さが続いたことで高騰していた野菜が、11月に入って値下がりの兆しを見せている。苦しかった家計は、一息つけそうだ。日照量が多かったことで甘みが増したり、豊作になったりした作物もある。」

  「茨城県などで 8月に植え付けたハクサイの早生品種は、高温や干ばつの影響で、株が枯れるなどの被害が相次いだ。JA全農いばらきの担当者は”大きく育たないまま出荷せざるを得ない時期が続いた”と振り返る。10月の市場では前年の 5割ほど高い値をつけた日もあった。ただ、9月に雨が降ったことや、10月に昼夜の寒暖差が出たことで、順調に育つようになってきた。」

  「東京都中央卸売市場のまとめでは、10月末の1日平均入荷量は、前年同期比でダイコンが 17%減、キャベツが 14%減、ハクサイが 4%減。10月中旬の卸値はダイコンが 1KGあたり 155円(前年同期比で 37%増)、キャベツが 137円(同 63%増)、ハクサイ 140円(同 52%増)と高騰した。」

  「ただ 11月に入ってダイコンは 1kg 70~80円台、ハクサイは 1kg 50~70円台に卸値が下がった。農林水産省は、多くの品目で 11月後半にかけて入荷量と価格が平年並みに落ち着くと見込んでいる。」

  この後、記事は、「ミカン甘く オリーブは豊作」と述べています。

 

  野菜価格についての報道は、「テレビ朝日 news」11月16日配信で、「野菜高騰が一転・・・ハクサイ急成長に農家”悲鳴” 色にも異変が起きている」とあります。「MBC南日本放送」11月16日配信では、「ハクサイ、ネギ、ダイコン 鍋野菜も価格平年並みに落ち着く あす17日、あさって18日は鍋が恋しい天気に」とあります。