春野菜に関する記事が出ていたので、抜粋して紹介します。
（日本経済新聞 2月25日）
「春野菜 寒波で高騰」
～ソラマメ卸値２倍 エンドウ６割高～
～飲食店やスーパー 打撃～
「春に出回りが増える野菜の卸値が上がっている。東京市場では天ぷらなどに使うソラマメは平年の２倍。１月に日本列島を襲った寒波や降雪で産地が打撃を受け、生育が落ち込んだ。東北産のタラノメなどの山菜も天候不順を背景に４割高の水準だ。新型コロナウイルス禍からの客足の回復を目指す和食店などが苦慮している。」
「卸値の上昇が目立つのは豆類だ。・・・ソラマメは 1kg 1,645円と平年（過去５年間の平均）の 2.2倍。グリーンピースは平年より３割、３月３日の桃の節句のちらしずしに使うキヌサヤエンドウは６割高い。」
「例年 12月から翌年 4月ごろまで豆類の主力産地となる鹿児島県が、1月下旬の寒波の際に大雪に見舞われた。・・・JA
いぶすきの担当者は、”（ソラマメは）まとまった量に出荷が回復するのは３月になる見込み。前年の数量は大きく下回りそう”と説明する。」
「鹿児島県は春に多い新ジャガイモの産地でもある。JA鹿児島きもつきの管内ではジャガイモの葉や茎が降雪や強風で倒され、１～４月の出荷量は前年同期比２割減る見通しという。２月時点で東京市場のジャガイモの卸値は平年を下回るが、新ジャガイモが主体となる春には出荷が細り卸値が上がる可能性がある。」
その他、ナノハナ、ウルイ、タラノメ、コゴミの卸値が上がっているそうです。タケノコは主産地の熊本県産の卸値が平年を６割上回るという記事も載せています。
私は、今年、ソラマメ・エンドウは作っていません。（他の人の）ブログを拝見すると、ソラマメ・エンドウは春の野菜の定番であることが分かります。卸値が上がっているとの記事をどう思うのでしょう？
