4月以来久しぶりの

東京宝塚劇場にて



宙組公演
Le Grand Escalier
ル・グラン・エスカリエ




作・演出:齋藤 吉正

主演:芹香 斗亜、春乃 さくら


指揮:塩田明弘




 

Le Grand Escalierとは
フランス語で大階段のことなんですね


その名のとおり
大階段を効果的にたくさん使った
華やかなショーでした


赤、白、青のトリコロールカラーの
大階段で芹香斗亜さん
モン・パリを歌う幕開け

トリコロールの布をさっと引いたら
その下にトリコロールカラーの衣装の
男役の方々が現れて一気に華やかに

パリだなぁと思っていたら
次はジャングル
その次はスペイン
と思ったらニューヨーク

息つく間もなく次から次へと
全然雰囲気の違う華やかな舞台が
繰り広げられる

宝塚110年の歴史をギュギュっと集約


全作品をご覧になった方なら
感慨もひとしおでしょうね

ヅカビギナーの私でも
その華やかさや煌めきに
心浮きたちましたわーラブラブ



色々あってお休みしてた宙組の
久しぶりの公演

宝塚観劇を始めてから2年弱の
まだまだ初心者のワタクシ

宙組公演はこれが2回目
前回は真風涼帆さんの退団公演だから
このキャストでは初めて


特に思い入れはないし
深い事情を知るわけでもないけど

半年以上お休みの後公演再開できて
千秋楽まで無事走り抜けられたこと
単純に嬉しくて胸が熱くなった


長年の宝塚ファンにとっては
当たりまえのことなんでしょうけど

みなさんとにかくビジュアルがいいし
歌が上手で(前回公演より格段に)
ダンスも素晴らしくて

衣装がとても華やかで
しかも場面が変わるたび衣装も変わる

視線の巡らせ方とか
指先まで神経が行き届いたポーズとか
宝塚ならではの美学を随所に感じて

この芸術が消えなくて本当によかった
そんな思いで観てました

ビギナーの私でもちょっとウルウル


こんな豪華ステージなのに
一幕だけだったから
S席がなんと5500円!

みなさん
ちゃんとお給料もらえてるのか
心配になる

今回は7列目で通路隔てた隣がSS席
S席の中でもとても見やすい席だった

ここはS+席として
SS席とともに値上げしてもいいのでは

そんな余計なお世話を考えてしまう

それでチケット当たらなくなったら
それは困るんだけど


頑張ってるみなさんが報われて
ストレス少なく頑張れるよう
必要な変更はしてほしいと
外野ながらも思います




今回は休憩時間がなかったので
開演前に恒例のスペシャルスイーツ

組公演デザートでSU

ネーミングにも再始動の思いを感じる


酸味のあるゼリーの上にフルーツ

暑い夏に嬉しいさっぱりスイーツ
美味しくいただきましたラブラブ



◆上演時間
休憩なし1時間20分


◆公演概要

日本初のレビュー作品
「吾が巴里よ モン・パリ」が
上演されたのは1927年(昭和2年)

それ以降、様々なレビュー作品を生み出してきた宝塚歌劇

宝塚歌劇110年の歴史と

携わってきた先人たちへのオマージュを込めた華麗なるレビュー作品

魅惑のパリに踊る紳士淑女達
極彩色の森に迷い込んだ旅人を、蛇や妖鳥が妖艶に誘う
グラナダの闘牛場に立つ勇敢なマタドール
ニューヨークの摩天楼を夢見るダウンタウンの青年達
などなど

フィナーレはThis is TAKARAZUKA!






帰りに電車のホームで
このトートバッグお持ちの方を
見かけました

なんか微笑ましい