Sommerと書いてゾマーと読みます、ドイツ語で。



やっとこ夏。
うれしいわ。
相変わらず、外暮らしなの。
朝ご飯も、昼ご飯も、夜ご飯もテラス食事。
ご飯が食べ終わったら、ルナは庭で一日中遊んで、私は、庭に洗濯物を干したり、テラスで休憩したり、家事をしたり、ちょっと仕事をしたり。また、テラスで休憩したり。昼下がりは、ちょっと畑をいじったり。

Ich bin kleine Japanerin


海なんて行ってないよ。
毎日サンダルで外暮らししてると、こうなるんだ。

どこに行っても、ほんとうにいい色に焼けてるねーってうらやましがれる。
もともと、色黒だから、日焼けしてもドイツ人みたいに真っ赤にならず、こんがりおいしそうに焼けるから。


ルナも、毎年夏はほとんど外暮らしだから、肌がこんがり奇麗に焼ける。
ということで、親子そろって、ドイツにいても、ハワイ人顔負けのこんがり。


石造住宅のドイツは、家を閉めっきりにしておけば、室内温度がそれほど外気温度に左右されないのがいいところ。
例えば、ランゲオーグ島にある別荘。
1年に1回ぐらいしか行かない別荘。冬に行くと、ずっと暖房をつけてなかった家なので、ひんやり。行ってすぐに暖房をつけてあったまるかといえば、冷えきった家は、あったまるまでに暖房をつけてから1、2日かかる。

夏の我が家。
朝の10時以降、要するに、太陽が昇りきった後は、家中の窓とシャッターは締め切り。
夏は、どこの家を見てもシャッターが下がってるのがドイツ。
夏の炎天下の太陽と温度を室内に入れてしまうと、冷えた家の中があったまってしまうのと、その熱気がなかなか外に出ないっていうこと。で、窓を開けるのは、早朝から9時ぐらいまでと、夜9時以降に前開して、家の中の空気を入れ替え。そうする事で、夜は心地よく眠れます。
空気の入れ替えは、室内温度を保つため+健康のためとても重要と学びました。


でも、サマータイム+夏の日没が遅いドイツ、ルナが寝る時間と窓開けの時間が合わない。
ルナは8時ぐらいには寝るんだけれども、8時ぐらいじゃ、まだまだ暑いし、日が全然くれてなくて、まだまだ明るい。それに、ルナの部屋が大通り側にあるので窓を明けっ放しにして眠る事もできない。


Ich bin kleine Japanerin

ということで、こんな移動式クーラーというか除湿器を昼間に使って部屋をひんやりさせてます。
ホースを窓の外に出して、室内の除湿をして冷やす機械。

日本だと、1部屋に1台と言えるほどのクーラー。
ドイツでは、クーラーなんて珍しいもの。
オフィスやレストランでは、家の壁付けクーラー(日本でよく見るクーラー)を見かけるけど、クーラーを持ってる家庭なんてほとんどいなくいし、お店とかでも食品を扱う意外はほとんど見かけない。なんといっても、ドイツは夏が短いからね。

そして、ドイツ人は夏に弱い。
「この暑さは危険。」「太陽の暑さは危険。」と、暑い=危険と言って、いい天気なのに、熱々の昼間は家の中にこもって、昼下がり少し温度が下がってきた頃に、出てくる。
義母に、暑いんだから、昼下がりにしなさいと言われながらも、日本人の私と娘のルナは、昼間も暑さも関係なく、外で戯れてたり、芝刈りしたり、洗濯物を干したり。
「メグは、ほんと夏生まれだし、日本人だからか、夏は元気だなー」とみんなに言われる。
「ドイツは夏が短いから、夏の太陽があるうちに、あるったけ太陽を浴びておかないとね。」と。





Ich bin kleine Japanerin

今日の収穫。
緑黄ズッキーニ。育ちすぎましたね。
去年掘り忘れたジャガイモが今年もまた大きくなってざるいっぱい。
ドイツ人には欠かせないじゃがいも。








春後半に植えた、エンドウ豆、にんにくも、そらまめもサラダももみんなで食べ尽くし、人参も近所にあげたり、家で毎日のように掘ってはかじり、掘ってはかじりしたので、とうとう食べ尽くし、去年掘り忘れたジャガイモもすべて食べ尽くし。



畑が開いたところで、今日は、エンドウ豆、黄色そら豆、二十日大根、コロラビ、タマネギの種を植え、残りの夏で育つのを期待。
秋用の、ほうれん草、マンゴールドもすくすく大きくなってきてくれてるし。


玄関先に、フジの花でアーチを作ること、庭にイチョウの木を植える事、桜の木を植える事、家の庭に果樹を植えて、その木の下にサマーベッドを置いて夏は日陰でゆっくりしたいのが私の夢の庭。
こんな話しを旦那さんやら義母に話すと、「好きなようにやりなさい。」といつも言われるものの、木ってそんなに安くない。


藤の花は、ドイツじゃなかなか手に入らないし、棚を作らないとイケナイしってことで、まだまだ難しそうだな。

でも、一つずつ夢は叶ってるこのごろ。
桜、いいね…なんて、我が店のデコレーションと植木を見てくれてる花屋さんにつぶやいてたら、花屋さんの家に咲いてる桜の木の枝を折って2枝我が家に持ってきてくれました。前庭と裏庭に植えて育つのを待つのみ。長らくかかるだろうけど、5年後10年後にはドイツでも奇麗な桜が見れるんだなーって思うと、ほんと楽しみ。

そして、今日は、イチョウの木をゲット。
9ユーロと34ユーロと2種類のイチョウが売られてて、もちろん9ユーロを購入。
と思いきや、払った後にレシートをみたら、1ユーロ50セント。レジのおばちゃん間違ったみたい。「今日、得したんだよー!」なんて、喜んで旦那さんにイチョウをついに買ったなんて話しをしたら、「えええええええええ!!!」とブーイング。
「誕生日プレゼントにしようと思って、うちの花屋さんに頼んだのに…」
あはは。

購入後さっそく、希望のところに植えて、黄金色になるのを楽しみ待つ。


果樹は、何にしようかなー…と悩み中。
ドイツの家の庭では、よくリンゴの木を見かけるんだよね。
友達の家にも、リンゴの木がたくさんあって、夏は木の下で根っころがって話したりして、赤くなって来た冬頃には、木に登ってたくさんリンゴ狩りしたり。


やっぱり、我が家の庭には、エキゾチックに柿の木とかがいいかな…。
実家には柿が毎年たくさんなってたし、簡単なのかな。
でも、やっぱりドイツは寒すぎるから渋いままかな…。
だったら、リンゴに似た洋梨だったらうまくいくかな…。とかいろいろ考えて、苗屋さんでまずは、柿の木があるか聞いてみたら、やっぱりナイとの答えで。リンゴはたくさんあるから、洋梨もあるだろうと聞いてみたら、こちらもナイと。9月になるとまた入るよとのことだったので、それまで待つ事に。


こんな風に、外で元気に活動できるのも、あと数ヶ月。
楽しまないとな。






最近の朝食は、チョコパンでご満悦。


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