そういえば、昨日はハローウィンだった。
まだ、ルナに仮装はさせないものの、去年みたいに、すっかり忘れてて、子供がうちにきてあげる物が何もないってことがないように、今年は準備した、酸っぱいグミと甘いグミ。

酸っぱいグミと甘いグミ…なんでかって、ドイツ語でTrick or TreatはSüßes oder Saures

Süßes oder Saures(甘い物か怒り、嫌がらせか)って意味だけれども、Sauresは怒り、嫌がらせの他に、酸っぱいって意味もあるので、仮装した子供が来たら、酸っぱいグミと甘いグミを出してSüßes oder Saures?って聞こうと計画してたの。

なのに…

お店がいっぱいで、夕方からお店のお手伝い。

ルナをおじいちゃんおばあちゃんに預けて出勤。

後から聞いたら、やっぱり我が家に10数人の仮装ちびっ子たちが来たらしく。ルナは、やたらとはしゃいだと。来年は仮装させてあげよっと。

ってことで、そろそろ子供のための祭りが盛んになるドイツ。

まずは、11月11日。
☆セントマーチン☆
マーチンという親切な兵士が、貧しい人に自分のマントを半分わけてあげた夜、夢にイエス・キリストがそのマントを着て現れた。それがきっかけで、彼はキリスト教徒となり、聖人になったといわれている。

とのことで、この日は、子供たちが手に提灯をもって町中をパレードするんだって。
提灯を持っていろんな家に行くとお菓子をもらえるみたい。
迎え盆とハローウィンが混ざった感じかな…。
なんにせよ、この時期になると、幼稚園やら学校では子供と一緒に手作り提灯を作ったりするそうな。
ルナのミニクラブでもやるのかなー。

12月5か6日
☆セントニコラウス☆
ニコラウスさんはサンタクロースの元になった人っぽい。
wikiによると…
「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることの出来ない家の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れる。このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていたという。この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた」という逸話が残されている。靴下の中にプレゼントを入れる風習も、ここから来ている。

12月6日はニコラウスの命日。この日に、子供たちはお菓子とか小さなプレゼントをもらう。
本当のところ、25日は教会にいって6日にプレゼントをもらうんだって。いまや、25日のプレゼントがメインになっちゃってるけどね。

ちなみに…
ドイツの古い伝承では、サンタは双子で、一人は紅白の衣装を着て良い子にプレゼントを配り、もう一人は黒と茶色の衣装を着て悪い子にお仕置きをし、容姿・役割共に日本のなまはげに似ており、民俗学的にも年の瀬に来訪する年神としての役割の類似が指摘される。現在、ドイツでは聖ニコラウスは「シャープ」と「クランプス」と呼ばれる二人の怪人を連れて街を練り歩き、良い子にはプレゼントをくれるが、悪い子にはクランプス共に命じてお仕置きをさせる

ってことで、12月6日に小さなプレゼントと人間型のパン菓子Weckmannを焼いてあげないと。Ich bin kleine Japanerin