あっという間に、私のドイツ生活も1年を過ぎまして、母親暦も早10ヶ月、まだ10ヶ月。
最近ドイツ人の女と日本人の女についていろいろ考えるのだけれど。
特に、日本の母親とドイツの母親ってのを比べたりもして。
もちろん、日本で母親業に就いたことがない私なので、日本の母親の生活を語るなんてできないけれども、私の知ってる(または思いこんでる)中で、ドイツ人の女(母親)といろいろ比べてみたり。

で、知り合いや友達の生活の中で、気になった場面を…。

(1)役割分担は徹底なのかしら…。
友達の家に、おしゃべり+軽い夕食を食べに行った時のこと。私たち女が食べ終わった後にべちゃべちゃと話しを続けてると、ささっと彼氏が「もう片付けちゃっていいかな?」と言ってお皿などを下げてくれて。
食事は、もちろん女(妻または母親)が作って、片付けは男(夫または父親)なんて風景は、結構みる光景だったり。ドイツは100%と言っていいほど、どこの家にも洗浄機が設置されてるので、片付けはそれほど難しくもめんどうでもないからね。

(2)男も女の頭を読めないとねいけないのかしら…。
ルナを連れて知り合いの家に遊びに行った時のこと。
女「うちにも子供用のイスがあったわよね~。あなた~。」と空を向いて独り言のように。
男「はいはい…」といいながら階段を上って行って持って来てくれました。
「家にも子供用のイスがあったわよね~。あなた~。」=二階の押し入れの奥に入ってる子供用のイスを持って来てあげて。ってことを旦那さんはすぐに読めたようです。
女の人が「あれもってこい」「これもってこい」とは直接に言わない物の、間接的に遠回りに欲しい物を言葉にして、男の人がそれをかなえてあげるって言うのはよく見る風景だったり。

(3)ドイツ人の卒乳は早いのかしら…
日本じゃ、断乳って言葉じゃなくて、柔らかく卒乳なんて言うみたいだけど、この卒乳の時期人それぞれみたいだから、何とも言えないけど。ネットやら本を読んでると、日本では1歳前後って言うのが結構多いみたいだな~と。アタシの場合は、生後3ヶ月病院生活で全く食事をしなかった訳だし、「ルナが欲しがるまで」と思ってて、今も、朝夜1回ずつあげてるんだけれども。ドイツ人の場合は、3ヶ月、5ヶ月で断乳することが多いみたいで、ルナが9ヶ月目ぐらいの時から、「授乳中だからまだお酒飲めない」って断って、「え、まだあげてるの!?」と驚かれることが多くなった気がする。オトナになってまでお乳ないと死んじゃうなんて人はいないんだから、気にせずに欲しがるまであげていいんじゃないかって言うのがアタシの考えだけれども…なんて話しをホルガーにしたら。
ドイツ人が卒乳したい理由は、おっぱいは女の人しかできないけど、ミルクなら男もあげられるからだと思うよ。卒乳ができれば、夜中に子供が起きた時に、女だけが起きておっぱいをあげなくても、男だって起きてミルクを作ってあげれるようになって、女が楽になるじゃん。実際、夜中起きた時に、旦那の腕をつついて、「ミルクあげて来て」なんて言う風景は、よく友達から聞くし。確かに、友達夫婦が「おなかすいちゃったのね~!(=ごはんあげて!)」「お尻が気持ち悪いのかしら(=おしめ換えして!)」なんて、ママがパパに「指示」を出してる様子はよく見るんだけど。子供の面倒は女だけじゃなく、男もしなさいって言うのがドイツママ的なのかしら。

などなど、いろんな場面を1年か見て来て思うことは、
ドイツ人女性、やっぱり強いよね。
ドイツ人女性、ガールズナイトとかガールズカフェなんて言って、女だけでつるむ会合も多いんだけれど、女性単独でも強いけど、集まるともっと強いよね。
あたしも、そうあるべきなのか…。って時々思うけど、やっぱりあそこまではなれそうにない。

さて、最後にルナですが

歩くことがさらに楽しくなったらしく、最近は、ソファーを伝って、端から端まで何往復もしてます。
やっぱり、はいはいはしないので、膝から立つことはできない物の、昨日は言葉で説明するのが難しい格好で、テーブルに力一杯捕まり、どうにかこうにか一人で立つことができました。
今日は、いつもだと両手を持って歩いているところ、片手だけ手をつないで歩く練習。まだ、前にゴロン後ろにゴロンしてしまうこともあるけど、数メートル歩けまして。でも、明日にはきっと歩けるようになっちゃうんだろうな~。歩き始めも、2日ぐらい練習して上手に歩けるようになっちゃって。ほんと、子供の能力って恐ろしい。
明日は、お隣のハナニキタちゃんのママをコーヒーに誘ったので、忘れずにルナとハナのツーショットをおさめないと。