週末は、ホルガーのいとこの結婚式のため遠出してきました。

行って来た場所は、Rhauderfehn(ルハウダーフェーン)というところ。
ドイツの北の方で、我が家のカストロップからは260キロくらいで2時間半ぐらいで着きました。

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招待状をもらった時に、「一体全体どこなんだろうか、この田舎的な名前の土地」ということで、調べてみたら、「なんだよ~!ランゲオークの方かよ!」と。

ランゲオークと言えば、ホルガーのお父さんが、お兄ちゃんと現役でお肉屋さんを営んでいる時に、毎週毎週お肉を運んでいた島で、いまでもアパートのような別荘があって、6年前にドイツに来た時には、ホルガーの誕生日会をそこでやろうということで、いつもの友達10人ぐらいで車とフェリーに乗って出かけたっけ。
ランゲオークって言うのは、北海近くの島で、すごく空気がきれいで、町中はたしか車が禁止で、交通手段は馬。詳しくは、wikiって。いまでも、ランゲオークで撮った写真をみると、空気がほんとにきれいってこともあって、海や雪や夕焼けがほんとにきれいだったな~と。

大きな地図で見るちなみに、カストロップからは、ドイツの先端まで車で行って、そこに車をおいて、そこからはフェリーと電車で島まで行きました。

ちょっとはなしがそれたけれども、Rhauderfehnは、オランダとの境目ということもあって、アウトバーンには、オランダのナンバープレートの車も多く走ってたり。お昼食べにオランダまで言ってみるか~なんてはなしもあったんだけれども、今回は時間がないので断念。

で、結婚式だけれども。
最初は教会式。
そとからみると、小さい教会なんだけれども。
Ich bin kleine Japanerin


映画に出てくるような、とても古典的な教会で。大きなパイプオルガンに…
Ich bin kleine Japanerin
きれいな壁画
Ich bin kleine Japanerin
1470年代に創立されたらしく、とても重みのある教会でした。その後は、ホテルにて披露宴。ドイツの結婚式は、司会者とかウェディングプランナーとかを頼む人は少ないから、新郎新婦が自分で仕切って、友達がゲームの準備をしたり、「みんなで作り上げました!」感があって、とても温かいな~と毎回思います。日本みたいに、スポットライトをあびて結婚行進曲の「じゃじゃじゃじゃ~ん」で新郎新婦入場ね!なんて、派手な演出はほとんどなくて、あっさり新郎新婦が現れちゃう感じだけれど、でも、友達や家族が自然に盛り上げムードを作ってくれるから、派手な演出は逆にいらないのかもね。

それにしても、やっぱり今回の結婚式に出席して思ったのは、「わたしもちゃんとダンスできないとな…。」と。ダンスって言っても、ちゃんとした社交ダンスね。
ほとんどのドイツ人、学生時代にちゃんとダンススクールに通うみたいだし、結婚式とかでは若い子から年取ったおじいちゃんまで、女性をちゃんとリードして、ちゃんときれいなステップで踊ってるし。
特に結婚式では、必ず新郎新婦がゲストの輪の中でワルツを踊って(もちろん新郎新婦は式の数ヶ月前にダンスコースに通う人が多いみたいだけど)、2曲目からはゲストたちも混じって踊って。
ホルガー曰く、学生時代に通ってたダンスクラスで銀賞を取るほど上出来だったらしいので、夏のセバスチャンとナディアの結婚式にはちゃんとしたダンスを二人で踊ろうということで、家でプライベートレッスンをすることにしました。

結婚式の様子の写真は次回また載せることにして…。