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紫様の折檻を賜って、一週間になります。
すっかり御印も薄くなってしまいましたが、僅かに残ったものをお見せします。

触れるとまだ、打撲による痛みが、紫様の愛情を蘇らせてくれます。
僭越ながら申し上げれば、そもそも僕の配慮のない言動に折檻という名のご指導を頂けたのは、一重に紫様が僕を愛惜してくださっているからです。
折檻の後で優しく撫でてくださいました紫様の御手のご感触。
それもまだ残っております。
お振い頂いた鞭はこちらにございます。

(お写真は、紫様にご提供頂いたもので、当日の撮影ではありません)
HIROさんの制作のオーダー品で、鈍器のような重さと、一本鞭特有のしなやかさのバランスが絶妙な作品でございます。
「今夜は興奮しているから、数は数えません。」
紫様の次々と降り下ろされる、深いご愛情。
なんとお美しいお姿でしょう。
僕は歯を食い縛っていたのに、情けない声を上げてしまいました。
「仔竜、よく耐えましたね」
鞭を床にそっと置かれると、紫様は目を細めて微笑まれました。
それから主従が、濃密な時間を過ごしたことは言うまでもないでしょう。
すっかり御印も薄くなってしまいましたが、僅かに残ったものをお見せします。

触れるとまだ、打撲による痛みが、紫様の愛情を蘇らせてくれます。
僭越ながら申し上げれば、そもそも僕の配慮のない言動に折檻という名のご指導を頂けたのは、一重に紫様が僕を愛惜してくださっているからです。
折檻の後で優しく撫でてくださいました紫様の御手のご感触。
それもまだ残っております。
お振い頂いた鞭はこちらにございます。

(お写真は、紫様にご提供頂いたもので、当日の撮影ではありません)
HIROさんの制作のオーダー品で、鈍器のような重さと、一本鞭特有のしなやかさのバランスが絶妙な作品でございます。
「今夜は興奮しているから、数は数えません。」
紫様の次々と降り下ろされる、深いご愛情。
なんとお美しいお姿でしょう。
僕は歯を食い縛っていたのに、情けない声を上げてしまいました。
「仔竜、よく耐えましたね」
鞭を床にそっと置かれると、紫様は目を細めて微笑まれました。
それから主従が、濃密な時間を過ごしたことは言うまでもないでしょう。
紫の
一本ゆゑに
武蔵野の
草は皆がら
あわれとぞ見る
古今和歌集に収められた短歌です。
この場合のあわれとは愛情を感じるというようなニュアンスになります。
―ただ一本の紫草があるために
武蔵野じゅうに生えている草が
愛おしいものに見える
―ひとりの愛するがいるので
その周りの人すべてが
愛おしく感じる
紫は古代より高貴な色とされております。
ローマ皇帝のマントは紫色
中国皇帝の王宮は紫禁城
天皇の公邸は紫宸殿
官位十二階制度の最上級は、紫冠
その紫冠を賜った、藤原鎌足の藤も紫にございます。
なぜ、紫が高貴な色であったかと申しますと、東西とも紫の染料が貴重なものであったことが一因です。
そして、日本においては紫草が、主にその染料として使用されました。
群れて咲く、群咲き草、白い花を咲かせます。
その根、『紫根』を染料或いは、薬をして重宝したのです。
この『群咲き』に、紫色を意味する漢字『紫』を当てて、紫(むらさき)と読ませるようになったのです。
紫という漢字を『ゆかり』と読ませる場合があります。
それはこの短歌の意味、紫の縁で、すべてがあわれに見える。
紫と言えば、縁、ゆかり。
紫=ゆかり と読むようになったのです。
また、源氏物語の一部、或いはすべてを『紫のゆかり』の物語と呼ぶこともございます。
これは源氏最愛の妻が紫の上であることから、この歌に因んで紫の上と周辺の人々の物語という意味にございます。
紫様
あなた様が従えてくださいますので
あなた様とゆかりのあるすべての方々を
大切に思います。
一本ゆゑに
武蔵野の
草は皆がら
あわれとぞ見る
古今和歌集に収められた短歌です。
この場合のあわれとは愛情を感じるというようなニュアンスになります。
―ただ一本の紫草があるために
武蔵野じゅうに生えている草が
愛おしいものに見える
―ひとりの愛するがいるので
その周りの人すべてが
愛おしく感じる
紫は古代より高貴な色とされております。
ローマ皇帝のマントは紫色
中国皇帝の王宮は紫禁城
天皇の公邸は紫宸殿
官位十二階制度の最上級は、紫冠
その紫冠を賜った、藤原鎌足の藤も紫にございます。
なぜ、紫が高貴な色であったかと申しますと、東西とも紫の染料が貴重なものであったことが一因です。
そして、日本においては紫草が、主にその染料として使用されました。
群れて咲く、群咲き草、白い花を咲かせます。
その根、『紫根』を染料或いは、薬をして重宝したのです。
この『群咲き』に、紫色を意味する漢字『紫』を当てて、紫(むらさき)と読ませるようになったのです。
紫という漢字を『ゆかり』と読ませる場合があります。
それはこの短歌の意味、紫の縁で、すべてがあわれに見える。
紫と言えば、縁、ゆかり。
紫=ゆかり と読むようになったのです。
また、源氏物語の一部、或いはすべてを『紫のゆかり』の物語と呼ぶこともございます。
これは源氏最愛の妻が紫の上であることから、この歌に因んで紫の上と周辺の人々の物語という意味にございます。
紫様
あなた様が従えてくださいますので
あなた様とゆかりのあるすべての方々を
大切に思います。
