誰が最初にフォトンベルトの話をしだしたか
実は、1980年代にオカルト雑誌に投稿されたでまかせが発端だった。
1991年の『Nexus magazine』における特集記事"The Photon Belt Story"はそのフォークロアを紹介したものにすぎない。でまかせ、本当にそうなのだろうか?
確かに、既に述べたように肯定派が裏づけとして挙げるものはどれも虚偽に等しい。だが、それにもかかわらず、「フォトンベルト」の存在は30年近くも語られ続けた。まるで、その存在を人類が心の底で渇望するかのように。誰もが実態を把握していないのに、それがどんな結果をもたらすのか、はっきりとイメージできないにもかかわらず、その存在だけは信じられている。そんなものが他にあるだろうか?
結論から言えば、私は、こうした状況が生じている理由と、フォトンベルトの真の正体を知っている。今はまだ詳細を語る時ではないが、これだけは言っておこう。
フォトンベルトは、実在する。