サカナクション山口一郎さんの発信にも少しずつ言及しながら

自分のこれまでの兆候や症状を振り返ってみます。全5回更新予定です。

※一郎さんの発言や記事引用は青文字を使います

 

リンクは下記から下矢印

 

朝から晩までベッドから出られず、ライブも中止し、不安と焦りでいっぱいになった。

以来、一進一退を繰り返す体調と向き合う日々を過ごし、

「ようやくここまで回復した」と取材に応えた。

闘病の経過、周囲の支え、病と生きる現在を語る。

 


  症例・私の場合(会社員・36歳女)


4ヶ月前

職場の人数1人減、業務が戻り、残業時間が増えてくる

SNSで仕事の愚痴が増え始める

 

2ヶ月前

職場の人数1人減、他部署も1人減により大幅な業務見直し

信頼していた方の退職でショックを受ける

以前のミスが発覚し、対応に奔走する

催促メールや電話にストレスを感じ、着信音を消す

 

1ヶ月前

顧客からの無茶な依頼が同日に2件被り、上司に相談するも

寄り添ってもらえないと感じた

常に焦りやイライラと戦って、業務が溜まりすぎて思考停止

自分のチェック漏れによる更に深刻なミスが起こる

 

この時期、明確に心が折れたと感じて、月末に数日仕事を休んで診断書を受け取りました。

不眠が深刻化し、3~4時になっても眠れず朝起きて準備するのが

とてつもなく苦痛で、しんどく感じるようになりました。

 

発症、休職開始

ある日突然動けなくなり、電話の恐怖感が取れないため会社にメール連絡

タスクの引継ぎを行い休職開始

 

最初のうちは休職したら、時間がいっぱいできるし何しようかな?

なんて考えていましたが…実際は全然できないし、何なら朝起きることもできません。

夫も仕事をやめてきたタイミングで、ひどい時は15時まで寝ていましたね…

外出も最低限しかできない日々が続きました。

 

体力低下を懸念して、ビリーズブートキャンプを始めるも見事に3日坊主。

仕事がきつくなってから、家に帰ってもゲームやスマホばかりの夫とも喧嘩ばかりで

同棲から数えて1年なのに、離婚を覚悟するほど最悪な状態に陥りました。



【サカナクション一郎さんの記事を踏まえて①】


一郎さんも仰っていたように、「不安と焦り」は常にありましたね。

それが不眠が続く原因にもなっていました。

我が家は夫が学生なので、家を引き払わない限り家賃は自分で払う必要があり

休んでいる場合ではないと葛藤がありました。

 

ー「最初は3カ月ぐらいですぐによくなると勝手に考えていた。

でも3カ月が6カ月と延びて、1年を過ぎたあたりで、

『これは一生付き合っていくのかもしれない』と思いました」

 

私も、最初は1~2ヶ月で復帰できると思っていましたがどんどん延びて

1ヶ月単位で診断書を書いてもらい、ゆっくり回復に専念させてもらっています。

 

メンタルクリニックの通院自体は初めてではありませんが、心が弱い自覚はあるけれど

診断を受け、自分はうつにはならないはずとどこか他人事な部分があったことは確かです。

アラフォーに突入し、早めの更年期障害が来たとも思っていました。

 

ー 通院を始めたものの、当初は処方された薬を服用していなかったという。なぜか?

 

あと、これも一郎さんと同じなんですが当初は薬を飲んでいませんでした。

むしろ薬局に行かず、処方箋を期限切れにしたことも。

睡眠導入剤を飲むことで、起きたい時間に起きられないことや中毒性への怖さがありました。

今は時折飲み忘れもあるものの、服薬はちゃんとしていきたいと考えを変えています。

 

サカナクションがツアーや夏フェス出演など続々と決定していることに

ファンとして心配な気持ちもあります。体調最優先でやっていってほしいです。

一郎さんの言葉をお借りして、新しい自分を作っていって一緒に尾根を踏破したいですね。

 

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。