こんにちは。

 

今日は少し真面目なお話し…

 

3月に発表会があります。

 

基本的に私の教室では発表会は全員参加です。

例外として、受験生、その日にどうしても外せない用事がある(学校行事や冠婚葬祭など)場合は不参加で問題ありません。


では、なぜ、わたしが発表会全員参加を強くお願いしているかというと、ピアノを習う上で人前で演奏できるようになるということは必須条件であると思うからです。

 

「出たくない」という場合理由としては以下のようなものがあるでしょう。

  • 自分で楽しく弾ければ良い
  • 人前で弾くのは緊張するから嫌だ
  • 発表会の練習をする努力をしたくない
 
でも、この考え、絶対上達しません凝視
 
 
もちろん、発表する場がなくてもコツコツ努力し、練習習慣も身に付くお子さんもいらっしゃいます。
しかし、こういう姿勢のお子さんの場合、ほぼ100%、「発表会に出ません」とは言われません。
 
そういうもんですよ…
 
結局、練習しない、ピアノへの意識が低いご家族がごねる…
 
 
今、発表会参加を迷っている生徒がいます。
彼女は中受をする予定ですが現在5年生です。
本格的に忙しくなる、来年であれば不参加で良いと思いますが、今年はまだ出れるのではと思っていました。
 
 
本人は「出る」と言うのですが、全然練習しない、わたしが選んだ曲は難しいから今弾いてるブルグミュラーで出ると言っています。(これ半年以上やってますニヤニヤ
 
その様子を見て保護者から言われたことはこちら↓
 
「練習しないのだから不参加で良い、今は勉強以外の事を私から「やりなさい」と言いたくない。
(もともと言ってないと思う)
今回は不参加で次に向けて1年半くらいかけて一曲仕上げる感じで次の発表会の準備をします」
 
と言われました。
 
わたしの頭は「はぁぁぁぁ~しょんぼり」となってしまいましたが、そこは冷静に。
「分かりました。今回は不参加でけっこうです」とお伝えしました。
 
 
ありがたいことに、今までこういう問題がなかったのですが、この一件はピアノを習うことについてわたしの考えが伝わっていなかったのだろうと反省した部分もあります。
 
以前の私ならここで大いに自分を責めたり、ずっとモヤモヤを引きずっていたと思います。
でも、話が通じない人のことをいつまでも考えてる暇はないとさっさっと気持ちを切り替えました。
 
 
ただ、今回の話、私にも責任があるのですショボーン
それは、わたしがここ数年、生徒に対し、レッスンに対し諦めモードで接して来た部分があると認識しています。
 
30代は一旦ピアノを教えることから離れたため36歳の時に再出発しています。
 
その時、生徒が集まらない焦りや、ピアノから離れたことへの自信喪失などが重なり、ついつい生徒側に迎合してしまっていたのです。
 
結局自業自得なんですよね…
 
でも、このままでは良くない!
私は、「わたしが目指すピアノレッスンをしていきたい」と強く思うようになりました。
 
というわけで、今年から一旦教室を縮小し、一から教室を立て直そうと思っています。
 
それは今の時代のピアノ教室からは逆行しているかもしれないけど…
 
私は、利益よりも自分の想いを大事にしたいと思うのです。
 
綺麗ごとかもしれませんが、綺麗ごとで結構!
 
今いる生徒たちはもちろん大事にし、今後の教室方針をじっくり考えようと思います。
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。