定年退職をしてから、自分の研究時間を自由に設定できるのは大変良いことなのだが、以前と違うのは生活のリズムが全然違うことだ。通勤がなくなったため、1日をどう過ごそうかという計画を立てる必要がある。郵便を1通出しに行くということでも「仕事」という感じがして、これが新鮮というか戸惑いというか、という感じである。
運動不足になることは避けたいため、時々高崎駅付近まで歩くこともあるが、車道を歩くのは少々危険だし、景色も単調で面白みがない。という訳で、近くにある公園「石原緑地」を歩いてみることにした。ここは高崎市のサイトを見ると「烏川右岸の聖石橋下流にある、面積17.5haの緑地帯」ということで、かなり広い。まずは聖石橋近くの駐車場に車を置いて歩いてみる。向こう側に見えるのは高崎市役所。
この間までは桜が見ごろだったのだが、ほとんど散ってしまった。でも、うぐいすの鳴き声が近く、心地よい。
個人の趣味としては人工的な花壇があまり好きではないので、このような花を見るとほっとする。
城南大橋が見えるあたりまで歩いた。ここまで結構な道のりである。
車まで戻ると30分くらい経っていた。この公園には池があり、蓮が見ごろな時期があったと記憶しているので、また出かけてみたい。緑の中を散歩することはとても良いと感じたひと時であった。