【1】
1. ワーグナー  楽劇《ニュルンベルクの名歌手》…………… 1
2. バッハ 《平均律ピアノ曲集 》第I巻 BWV846~869 ……………… 3
3. シューベルト  歌曲集《冬の旅》Op.89 .D.911…………………… 4
4. マーラー  交響曲 第 1番 ニ長調《巨人》……………………… 8
5. モーツァルト ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調K487………………… 8
6. ウェーベルン  管弦楽小品集……………………… 9
7. マーラー 《さすらう若人の歌》《亡き児を偲ぶ歌》…………… 9
8. シューマン 《クライスレリアーナ》……………………… 11
9.R.シュトラウス  楽劇《薔薇の騎士》……………………… 11

【2】
1. シューベルト 交響曲第7番《ザ・グレート》… 13
2. モーツァルト  弦楽4重奏曲第15番ニ短調 K421……………………… 13
3. シューベルト  即興曲集……………………… 14
4. シェーンベルク 《浄められし夜》op.4……………………… 15
5. ブラームス  交響曲第1番ハ短調 op. 6 8……………………… 15
6. ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番……………………… 16
7. ワーグナー  《ジークフリート牧歌》……………………… 17
8. ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調op.55《英雄》…………………… 17
9. シェーンベルク 弦楽4重奏曲第1番 /2番……………………… 18
10.ショスタコーヴィチ 交響曲第8番ハ短調op65………………… 19
11 ヴォルフ 《スペイン歌曲集》……………………… 19

【3】
1.マーラー  交響曲第3番ニ短調……………………… 23
2.シェーンベルク 《月に憑かれたピエロ》……………………… 24
3.ベートーヴェン  ピアノソナタ 第29番変ロ長調 Op.109……………… 24
4.シェーンベルク  歌劇《モーゼとアロン》……………………… 25
5.ベートーヴェン  交響曲第5番 ハ短調 op.67《運命》……………… 27
6. シューベルト  歌曲撰……………………… 27
7. ドビュッシー  前奏曲集第I巻/第II巻……………………… 29
8. マーラー 《 リュッケルトの詩による歌曲 》………………… 30
9. ベートーヴェン ピアノソナタ第30番ホ長調 Op.109……………… 31
10 バッハ  カンタータ撰……………………… 32

【4】
1.ワーグナー  舞台神聖祝典劇《パルジファル》…………………… 33
2.ベートーヴェン  弦楽4重奏曲第 7番 ヘ長調 op59-1…………… 35
3.バッハ  マタイ受難曲……………………… 36
4.マーラー  交響曲第2番ハ短調《復活》……………………… 38
5.シューマン  歌曲集《ミルテの花》《リーダークライス》…… 39
6.ベートーヴェン  交響曲第7番イ長調 op.92……………………… 41
7.シューベルト  歌曲撰Ⅱ……………………… 42
8.モーツァルト  弦楽4重奏曲第14番ト長調K387……………………… 44
9.ベートーヴェン  ピアノソナタ第21番《ワルトシュタイン》………… 46

【5】
1.シューマン  歌曲集《詩人の恋》op.48……………………… 47
2.ブルックナー  交響曲第8番/ 9番……………………… 49
3.R.シュトラウス  歌曲撰……………………… 50
4.ベートーヴェン  弦楽4重奏曲第9番ハ長調 op.59-3…………………… 51
5.マーラー 交響曲第4番ト長調……………………… 51
6.バルトーク  弦楽4重奏曲第2番 op.17……………………… 52
7.シェーンベルク 《 6つのピアノ小品》op.1 9………………… 53
8.ベートーヴェン ピアノソナタ 第28番 イ長調 Op.101………………… 53

【6】
1.バルトーク  ヴァイオリン協奏曲第2番……………………… 54
2.ベルク 歌劇《ルル》…………………… 54
3.ショスタコーヴィチ 弦楽4重奏曲弟11番~13番…………………57


 己が人生に抱負を定めても、月日の経つうちにあえなく瓦解してゆくのは必定。—ならばこそ一段とひたむきで、ケレン味のない心意気だけは持ち続けたい。まずは堂々たる「正調音楽」を聴いて襟を正そう…『マイスタージンガー』の前奏曲は荘重にして明快。これほど心の区切りをつけるのに最適な曲はあるまい。その粛々たる歩みは誠に重厚であたりに威風をなびかせる。圧倒的なのは後半部、雄大な対位法に基づき幾重にも主題が重なるあの、目も眩むほど巨大な音の渦!弁証法的な高さと深さに満たされた音楽を聴く時、心中に秘めやかな凱歌が轟きわたることだろう。
 さて、中世の自由都市ニュルンベルクを舞台にした楽劇の方だが、まずその「長さ」には呆れる・・主人公の靴職人 ハンス・ザックスは酢いも甘いも噛み分けた中年の独身男で、金細工師ポーグナーの娘エヴァとは 「リープリン」などと呼び合う間柄・・・とは申せ、エヴァの方からみれば、この“偉大な靴職人”氏も、単なる「話のわかるおっちゃん」くらいにしか思っていなかっただろう。だが、当のザックスも、左様なことは重々承知。

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