この留学が始まって以来、最長の日帰り旅行。
往復8時間以上。
毎日はやれないけど、たまにはいいかな、青春っぽくて。
Reisefieber(遠足の前日眠れなかったりするような緊張状態)のせいか、
3時過ぎには目が醒めてしまい、お腹も空いていたので、
昨日の残りのイタ飯をしっかりと食した。
サンドウィッチもちゃんと準備。
そして、5:10の始発バスで出発。
いつものバス停から見えた、朝日がきれいだった。
ニレジハーザは、ほとんどウクライナ・ルーマニア国境に近い都市なので、
片道4時間かかる。
西駅6:15発の各駅停車で出発進行。
(所要時間に大差がないので、けちって特急券を買わなかった)
行き道、音楽を聴きながら、『オリエント急行の殺人』を読み始める。
今乗っているのが、ペシュト-ベオグラード線でないのが悔やまれるが、
ぼろい各駅停車(通称・黒列車fekete vonat)のコンパートメントでの旅行なので、
それなりに雰囲気は出せてたと思う。
それにしても片道4時間は長い。
着いたのは10:20で、気温もだいぶ上がってる。
朝早かったせいなのか、少し腸の調子が悪くて、不安を抱えたまま観光開始。
ニレジハーザは、そこいらにあるガイドブックには載ってないような見所のない町。
今日、この街から、国内の動物園巡りを開始することにしたので、
まあ、市内観光はどうでもよかったりするのだが。
11時少し前、動物園に到着。
行くまでの間、バスの運転手と意気投合して、雑談して過ごした。
日本人観光客が珍しかったのか。
動物園は、国内第二の飼育動物数を誇るということで、たしかに大きかった。
それに、田舎町のさらにその郊外を利用しているだけあって、
緑の占める面積がすごい。
なのに、それぞれの檻の中は意外にも「生きた」植物が少なくて、
何か動物たちへの配慮が足りないような気がした。
せっかくの広大な敷地がうまく活用できてないような印象。
それに道標も少なくて、同じところをいったりきたり、ちょっとストレスになった。
13時半過ぎ、通り雨。
それまでの灼熱の世界を潤してくれたのは嬉しい。
14時、アシカのショーを見てみた。
人はけっこう入っていたが、いまいちぱっとせず。
というのも、マイクパフォーマンスが一切行われなかった。
2人のインストラクターと2匹とが、それぞれ別個に芸を見せるだけ。
それも、輪をくぐる程度が最高妙技だったりして。
まぁ、のどかだったけどね。
15時少し前、市内へ移動。
すぐにペシュトに戻ることも考えたが、
もう2度と来ない可能性もあるし、いちおう旧市街を見て回った。
どうってことのない教会がいくつか。
それから、巣鴨のセイユーとか、根津の赤札堂よりも廃れていそうなショッピングモール。
ふだん首都で暮らしていると、あまり買い物で不便を感じるようなことはないけど、
久しぶりにカルチャーショック。
EUに加盟したとはいえ、この国はまだまだ発展途上国だということを再発見。
イメージではウクライナの田舎って風情の地方都市だった。
17時半すぎ、帰路につく。
帰りも黒列車。
ブダペシュト市内には21時半くらいに入ったものの、
終点の西駅に着くのにもたついて30分もたついて、
地下鉄に乗り継いだのは22時過ぎ。
帰宅したのは23時近かった。
今日は、1.5ℓボトルのミネラルウォーターを持参したけど、
往復でしっかり飲みきった。
なのに尿意が原因では、トイレにほとんど行かず。
それだけ暑くて、脱水症状スレスレだったというのが結論です。