毎年、田舎の家にくると、いいこと、悪いこと、
様々なことを思い出します。
何もないところだけれど、明るくなればおき、くらくなれば眠りにつき、
とれたての野菜や果物を大切な人たちと食べる。
そして、日本からの電話で皆さんからのメッセージや思いを知り、
様々なことを考えます。
辛いとき、寂しいとき、不安なとき、無理に笑ってみせるのは難しいわ。
だけど、時がそれを癒してくれ、あなたが、あなたの心の中にある思い出や、
これからや、起こった嬉しい出来事でまた笑顔になれた時、
きっと、あなたはまた歩き出せる力を得ると思うの。
あなたの心に、周囲にある当たり前の幸せや奇跡。
誰かと比べることなんて出来ないわ。
だから、あなたはあなたにだけある幸せを、噛み締めてみてほしいの。
それから、夢のことを聞かれました。
夢はとても面白いもので、何かを教えてくれるものだったり、
悲しみや不安を表していたり、取り除く役目をしてくれたり。
時には、意味もなく、印象深かったことを不思議なストーリーにしてみせてくれる。
私も、時々夢を見るわ。
悲しいときには、何かにおわれている夢を見ることもあるし、
大きな声で叫ぶこともある。
そして思うの。自分の心のある場所は、心の感じているものはこうなんだ、と。
夢はね、あなたの思いも受け止めてくれるの。
試してみると良いわ。
私に必要なこと、私の心を教えてください、と唱えて眠ること。
たとえ、覚えていなくても、目覚めたときにあなたがどんな気持ちなのか。
それを感じてみると良いの。
大事なのは、それを受けて、あなたがどうするのか。
私たちは、みんな、心の向きを自分で決めて、そこへ向かうことが出来るの。
あなたには、その力があるから。信じて、歩みましょう。
あなたの速度で、あなたの思う方へ。
そしていつか、私に聞かせてくださいね。
あなたの人生の映画のようなストーリーを。
きっと、笑顔が咲く話になるわね。