昨日レッスンに来てくれたYちゃん。
実は先週、ある曲に取り組んでいて、何度も何度も
「難しい!」
「できない!」
と口にしていました。
それもそのはず。
挑戦しているのは、あの ヨハン・セバスチャン・バッハ の作品。
小学校2年生にとっては、
決して簡単なものではありません。
指も頭もフル回転。
思うようにいかなくて当然です。
だから私は、無理に進めることなく、
「難しいよね」
と寄り添いながら見守っていました。
そして迎えた昨日のレッスン。
あれ?と思うくらい、
スラスラと弾いているのです。
止まらない。
流れがある。
音楽になっている。
「すごいじゃない!」
思わず声が出ました。
するとYちゃんが、ぽつりと一言。
「むずかしくてもがんばるって決めたよ。
わたし、小学校2年生だから。」
その言葉に、胸がじんわりと熱くなりました。
Yちゃんはかの、
突然伸びるYちゃんです。
誰かに言われたわけでもなく、
自分で決めた「がんばる」という選択。
年齢ではなく、
心の成長を感じた瞬間でした。
ピアノは、すぐに結果が出るものではありません。
だからこそ、
「やるって決める力」
「乗り越えようとする気持ち」
が、とても大切です。
Yちゃんは先日
音だけでなく、その大切な力も見せてくれました。
できるようになる前に、
「やる」
と決める。
その一歩が、きっとこれからの大きな力になります。
小さな背中に、大きな覚悟を見た、
そんなあたたかいレッスンのひとときでした。










