ミスター。



教室では、テキストにも

「さん」づけ

をしています。

「バーナムさん」

「どりーむさん」

まるで大切なお友だちのように呼びかけながら、

日々レッスンをしています。


そんなある日のこと。

小学校2年生のRくんのレッスン後、お迎えにいらしたお母さまに、


「今日はどりーむさんもスラスラ弾けましたよ!」



とお伝えしました。


するとすかさずRくんが一言。


「違うよ、どりーむ4だよ!」


思わずくすっとしてしまう、

まっすぐな指摘。

確かに、彼にとっては

「どりーむ3(さん)」

をもう終了して

「どりーむ4」

なのですから…


そのやり取りを見ていたお母さまが、やさしく一言。


「ミスター、ね」


その瞬間、空気がふっと和らぎました。

Rくんの理解と、お母さまのフォロー。

その両方が重なって、

なんとも温かい時間になりました。

お母さまの機転にも感激しました!


海外にもルーツを持つRくんにとって、

「ミスター」という表現は、

より自然に伝わる言葉だったのかもしれません。


言葉の選び方ひとつで、

伝わり方は変わります。

でも、

その違いを面白がったり、

受け止めたりできる関係があることが、

何より大切だと感じました。


教室の中での「敬称付き」という小さなこだわり。

それは単なる習慣ではなく、

一つひとつに敬意を持って向き合うための、私なりの大切な姿勢です。


そして子どもたちは、そんな大人の言葉をしっかり聞いていて、

自分なりの世界で受け取り、

時にはこうして教えてくれるのですね。


小さな気づきと優しさを見つけながら。

「敬称付き」のレッスンは、

静かに続いていきます。




 

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 地震の備え


今日のレッスン中、

突然の地震がありました。

どうぞ当該地区のみなさまに被害があまり出ませんように。


東京でもしっかりと揺れを感じ、

思わず身構えるような瞬間でした。


ウチ、海沿いなので…


幸い大きな被害はありませんでしたが、

こういう「いつも通りではない出来事」が起きた時こそ、

日頃の備えが試されるものだと実感しました。



レッスンの合間でしたので、

すぐに前後の生徒さんの保護者さまへ連絡を入れました。

すると、皆さまとても早くご返信をくださり、

その対応の速さに思わず

「さすがだな」

と感心してしまいました。


日頃からきちんと意識されているご家庭ばかりなのだと、

改めて感じました。


教室では、

生徒さん専用の防災頭巾を用意し、飲み水や甘いものも常備しています。

また、

避難経路や落ち合う場所についても事前に決めています。



こうした準備は、つい

「何も起きなければ使わないもの」と思いがちですが、

実際に揺れを感じたあの瞬間、

「準備していてよかった」

と心から思いました。


そしてもうひとつ大切だと感じたのは、「人とのつながり」です。

すぐに連絡が取れる安心感、

そして迅速に対応してくださる保護者さまの存在。

教室は決して一人で成り立っているのではなく、

皆さまと一緒に守っていく場所なのだと感じました。


これからも安心して通っていただける教室であるために、

見えない部分の備えも大切にしながら、日々のレッスンを積み重ねていきたいと思います。


「何も起きない日常」を守るための準備こそ、日々の安心につながる。

そんなことを改めて感じた出来事でした。



勝どき・晴海のピアノ教室ピアノレッスン室Mamie’s(メイミース)

 


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 ​♭4つ



昨日の蔵前の雅美ちゃんとの話の続きです。



雅美ちゃんが

「今練習している曲」

の話になりました。


「♭が4つの曲で、どこが黒鍵になるのか分かりづらいんだよね」


この一言、とても本質的だなと思いました。


ピアノを弾いていると、

“目の前の音”

に追われてしまうこと、

よくありますよね。


「♭が4つってことは、変イ長調だよね。

ということは、

ドとファ以外は基本的に黒鍵を使うって考えられるよ


つまり、

「どの音に♭がつくか」

を一つずつ覚えるのではなく、

「どんな世界の音なのか」

を先に感じてしまう、

ということ。


さらに、


「一度、変イ長調のスケールを弾いてみるといいかも。

そのあとに曲に戻ると、ぐっと弾きやすくなるよ」


とお伝えすると、


「なるほど〜!」と。



ピアノの上達って、

ただたくさん練習することだけではなくて、


仕組みを理解すること

音の世界をイメージすること

そしてそれを実際の音で体験すること


この3つがつながった時に、

一気に進むと感じています。


特に子どもたちのレッスンでも、


「ここ黒鍵だよ」

だけで終わるのではなく、

「どんな音の世界にいるのか」

を伝えることを大切にしています。


それはまるで、

地図を持たずに歩くのか、

全体を見渡してから歩くのか、

の違い。


同じ一歩でも、安心感も理解もまったく変わってきます。


昨日のひとときは、

社交ダンスの頂点を極めた彼女だからこそ持っている“感覚”と、

ピアノの“仕組み”が出会った、

とても豊かな時間でした。



分野は違っても、

「理解したい」

「もっとよくなりたい」

という気持ちは同じ。


だからこそ、こういう対話から生まれる気づきは、

本当に深いものになるのだと思います。


勝どき・晴海のピアノ教室ピアノレッスン室Mamie’s(メイミース)

 


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