夫の故郷フランスで始まっている

ジェンダーレス教育の現状ですが、

親戚の話によると

父、母と言う呼び方が差別用語になるため

親1、親2と区別しているそう。

(特に書類上では)

 

日本でも同様に立憲民主党による

親1、親2の民法改正法案が提出されましたが

将来的には欧州と同様の

道筋を辿って行くのではないでしょうか。

 

そしてつい最近、

友人のフランス人に

学校でのジェンダーレス教育は

実際どんな感じなのか?

尋ねてみたところ、

 

「小学校にドラッグクイーンが来て、

ジェンダーについての

説明会があったよ」とのこと。

 

もちろん土地柄や地域で

多様性に関する捉え方は

多少異なると思いますが、

 

全国的にフランスの小学校では既に

具体的なジェンダー教育が

始まっているのですね。

 

その一方で

欧州的価値観に反対している国がハンガリー。

 

ハンガリー政権は「反移民」に続き、

「反LGBT」法が次々に成立しているのですが

他のEU加盟国からは

「EUの恥!EUから出ていけ!」と

罵倒される始末。

 

私はこのヨーロッパ独特の価値観と

反対意見に対する過剰なまでの

Groupism(集団主義)や

過敏なアレルギー反応に

強い違和感を覚えます。

 

多様性とは言うものの、

それによって

お互いを認め合わない

反対意見を徹底的に潰そうとする姿勢。

 

こんな画一的な思考では当然、

世の中が丸く収まる訳がありません。

 

 

移民、LGBT、

利権がらみのSDGsなど

日本でもじわじわと浸透しつつある

これらの社会問題は

実は蓋を開けてみると、

そのほとんどが

当事者を無視した先進国の中でのみ

起こっている言論の自由を行使した

争い事の一つだと捉えています。

 

まともに人の言葉や文章を信じるには

少し勇気がいる時代ですから、

そんな時だからこそ

 

「みんながいい!と言っている物や人には

一度疑いの目を向けて調べてみる」

 

それくらい常に冷静さを保ちながら

色々な方向で世の中の問題を

観察していきたいですね。

 

 

グレイス