昨夏にフランス南西部に位置する

ヨーロッパ最大の城壁都市、

カルカッソンヌを訪れました。

 

見張り塔からの新市街の眺め

 

中世の歴史が薫る城壁都市(シテ)

を訪れるのは実はこれで2回目。

 

一度目は、

まだ私達が結婚式を挙げる前ですから

まさかその時はこの史跡を

10数年ぶりに子連れで歩くとは、

全く想像もしておりませんでした。

 

時が経つのは本当に早いですね…

 

子供達の手を引いて歩くシテは

10年前の時よりも、

より一層思い出深い滞在となりました。

 

 

さてこの日の夜は

シテ内にある、

サン・ナザール大聖堂の斜向かいの

ホテル・ドゥ・ラ・シテ

(Hotel de la Cité) に宿泊いたしました。

 

19世紀の城館を利用したホテルだけあり、

一歩館内に足を踏み入れると

日常の喧騒から完全に切り離された歴史の趣と

特別な空気感に圧倒されました。

 

 

 

ただですね5つ星ホテルでも

フランスのサービス業界は

どこも人手不足なんだろうな?

と思うような事がいくつか

あったんですが、

 

まずチェックイン後に

「部屋がまだ準備できていない」

と言うことで40分ほど

外のカフェで待機させられました。

 

それと悪意があって

チェックした訳でないのですが

ベッドの下に

小さなクッションが落ちたまま。

 

この様子からも、

ホテルのクリーニングスタッフが

不足している状況が理解できます。

 

 

ちなみに室内は

クラシックな落ち着いた内装で、

窓を開けると

サン・ナザール大聖堂が見えます。

 

この大聖堂は、

13〜14世紀頃に建てられた物で

ゴシックとロマネスク様式を

融合した非常に珍しい教会です。

 

 

 

アメニティは確か

クラランスだったような気がします。

 

 

サービスや清掃面で

あれ?と感じる点はいくつか

あったものの、

5つ星だからと言って

宿泊客が何でもかんでも

下品にクレームを出していいのか?

というと、

そんなことはないと

私自身は思っています。

 

このご時世、

ホテル業界は本当に大変だと思いますし。

 

不都合なことがあっても

そうそう騒がない。

そんなフランスマダムの様な

余裕のある女性になりたいですね。

 

 

次回は夫婦二人で、

ホテル併設のレストラン「バルバカン」にも

伺ってみたいです。

 

レストランのバルバカン

 

グレイス