エンゲル係数とは

家計の消費支出に占める食費の割合です。

 

例えば4人家族の場合

消費支出(生活費)の平均は

大体ひと月30万円。

そして平均食費は、

8万円とされています。

 

これをエンゲル係数に当てはめて見ると

8万÷30万×100=26.7%

 

理想的なエンゲル係数が

20〜24%なので、

この例の場合だと

理想よりも少しエンゲル係数が高くなります。

 

食費は多かれ少なかれ、

誰もが毎日必ず消費するものですから

食費とセットでエンゲル係数の把握は

老後の資金に対する漠然とした不安を

少しでも軽減する意味でも

とても大切な知識になります。

 

そして食費を節約するために

様々な工夫が必要になるのですが

結局のところ節約術に一番有効なのは

やはり自炊することです。

 

料理のスキルを持つ事は

自立の基本とも言われていますし、

実際料理のレパートリーが増えるごとに

そのスキルは

”一生物の資産”にもなりえますからね。

 

節約は値段の安い物だけを

買うことではなくて、

自分の体と頭さえあれば

大抵の物を家で作れてしまうとか、

買って来る事を基本としない

道具の効率的な活用法にまで至ります。

 

 

それと食費の見直しと同時に

惰性で続けてきた常食、常飲を

キッパリとやめてみたり、

ライフスタイルそのものを

節約ではなくてあえて”Save”

の意識で考えてみると

もっと俯瞰で全体の消費支出の

改善点が見えてくると思います。

 

家計簿は手書きでもアプリでも

なんでも良いと思います。

ただ家計簿をつけるだけで満足せず、

分析→改善→実行→成功のプロセスを

日々丁寧にこなす経験は、

引き寄せノートの作成よりも

先に進めなければいけないことです。

 

専業主婦でも

お金のことは全て旦那さんにお任せ。

ではなくて、

「私がメインで把握しておくわよ」

このくらいの心持ちの方が

夫婦関係の依存度もバランスが

取れてくると思います。

 

お金の不安は可視化することで

だいぶ軽減されるもの。

「老後が不安なのよね」と思うのならば

何がどう不安なのか?具体的に

将来的に受け取り予定の年金額も含めて

若いうちからその辺りを逆算しておくと

心の重苦しさが少し楽になりますよ。

(私は去年里帰りを利用して年金事務所に伺いました)

 

グレイス