私は42歳の時に一度だけ全頭ブリーチをして

6時間ほどかけてブロンドヘアにした経験があります。

元々髪が強く、

どんなカラーにも負けない髪質だったからこそ出来た

強者の全頭ブリーチ。

 

途中経過↑

完成↓

 

でもこう言うシルバーがかったブロンドヘアは、

デメリットも多くて

たったの2週間程度で、

絶妙なアッシュの色が落ちてしまい

黄色っぽさが出てきます。

 

今思えばよくあんなに時間もお金もかけて

やったなと思いますね。

でも憧れているヘアカラーは

思い切ってやってみるのもありかもしれませんよ!

 

そしてこれにこりずに

私が今住んでいる国バーレーン(サウジアラビアの隣)の

ヘアサロンでもまた6時間かけて

ヘアカラーに挑戦。

フィリピン人の美容師さんが

上手にやってくれました。

けれどもシャンプーやブラッシングなど

その他のケアが日本のホスピタリティとは

雲泥の差です。

日本の美容師さんは世界に誇れる技術と

サービス精神があります。

 

そんなわけでお金も時間もたくさんかけて

作ったブロンドヘア。

結局今は地毛の髪に戻ってきて

「やっぱり地毛はメイクも一番決まる」

と自画自賛しております。

 

 

さてこれだけ頭皮をいじめたわけですが、

こんな事をリタッチを含めて毎月もしくは

定期的に何十年もへカラーや

白髪染めを続けたらどうなるだろうか?

 

それは想像するに難しくない

「薄毛」と言う結果で自分に返ってきます。

 

私はまだ薄毛問題には悩まされていませんが、

現在76歳の母が結構な薄毛具合です。

 

頭皮も痒みがでて、

ケミカルなカラー剤の影響もあいまってか

今でも頭頂部が薄い状態です。

 

今では毎月のカラーもやめて、

いさぎよくハイトーンな地毛のシルバーヘアを

母は楽しんでいるようです。

 

ヘアサロンで、

ヘナやオーガニックカラー、

ダメージレスなカラー剤をうたっている所もありますが、

結局は回数を重ねていれば

どれを使っても頭皮や髪、そして環境にも

ダメージがありますからね。

 

カラー剤の内容うんぬんよりも

カラーをする頻度を減らさないと

結果的に将来は薄毛に悩まされるんだろうなと

自分自身も気をつけたい問題として捉えています。

 

今は年に2回程度の白髪隠しのカラーをしていますが、

ある時期が来たら白髪を受け入れて、

プラダを着た悪魔のメリル・ストリープのような

プラチナヘアを目指せるマダムになりたいですね。

 

結局最後に残る究極のビューティー哲学は、

「ありのままの自分を

いかに愛し洗練された美のオーラを纏うか」

だと思っています。

 

髪も眉も下手に色を変えたりせず、

持っている素材を最大限に活かす美容は

これからのアラフォー、

アラフィフ世代のハッピーメイクの条件に

なってくるのかもしれませんね。

 

グレイス