女性性を大切にした

学びのトークルームへようこそ。

 

 

マスクを着けると肌が乾燥したり

物理的な摩擦が肌のバリア機能をくるわせて

結果的にたるみの原因になる。

 

まぁそれも一つの理由だろうけど、

本当のマスク老けの理由は

そんなことではない。

 

 

私自身も経験があるけれど、

マスクを一日中つけていた日の

老け顔と言ったら、

鏡を二度見するほど衝撃的な時がある。

 

その理由は実はマスクそのものではなくて

ただ単に、

 

「自分の老けを直視する時間が減った」

「人に見られないことで

”顔の身だしなみ”を怠るようになった」

 

この2点につきると私は思っている。

 

何かの誰かのせいにしたい自分の老けた顔。

けれども久々に洋服を買いに行ったり

美容室のライティングの下に晒されたりすると

恐ろしい程の現実を知るわけだ。

 

時間とマスクと共にすっかり

顔が衰えてしまったわけではなくて、

元々ちゃんと日々老けていた顔を

マスクて見えないようにしていただけなのだ。

 

マスク老けの原因は

本当の自分を直視しようとしない私が

老けを快く受け入れていないだけのこと。

 

それに加えて、

他人に顔を見られないでいいと言う

致命的な美のおさぼりを

2年以上も続けているわけだから

その見返りは相当なもの。

 

やっぱり女性は、いや男性だって

他人に表情を見せないでいい

コミュニケーションなんて本当は

ルール違反のはずなのだ。

 

人にある程度顔を見られていると

それなりに緊張感も出てくるし

口角の下りをカバーするために

いつも笑顔でいようとか

口がへの字にならないように

不平不満を言うのを止めようとか。

 

そう言う人間っぽさが

マスク時代の前までは

守られていたように思う。

 

それがマスクを着け出した途端どうだろうか、

見られたくなマイナスな部分は放ったらかし

口角の下りも、

輪郭のもたつきにも向き合うとせずに

目元だけで

社会とコミュケーションを取ってきた。

 

それが今、

マスクは任意ですとなってから

慌てふためく人の多いこと。

 

もういっその事、

マスク顔で生きようか?なんてことを

考える人もいるかもしれないけれど

本当は1日でも早く

マスクによるコンフォートゾーンを出て

隠していた老け顔を

できる限りの労りで

ケアしてあげるべきなんじゃないのか?

 

ケアと一言でいっても、

無駄な糸リフトにお金をじゃんじゃん

注ぎ込むことではなくて、

表情や生き方で人生を語れる

大人の顔つきになるケアの方。

 

綺麗でいることにこしたことはないけれど

肌再生の有名ドクターもおっしゃっていた通り

結局のところ肌は、

「個体差と体重それと食事」。

 

だから抗う方の美容は

ある程度の年齢がきたら

折り合いをつけて減らしていく方が

本当は幸せなのかもしれない。

 

そうと分かったならば

あとはマスクで現実を隠さずに

年齢を重ねても綺麗でいられる方法は

なんなのか?

 

お手本にするのは

ツヤ肌の年下女性ではなくて

むしろ老けた顔を晒すのに

抗わないでも済む

人生観の方なんじゃないのか?

 

 

そろそろ緩やかにでも

老いと戦う美容法ではなくて

振る舞いや生きがいに

美的な思想を持てる女性(男性も)

にならないといけないんじゃないの?

と自問自答するわけです。

 

 

 

そもそも老け顔や白髪が悪いなんて

誰が決めたんだっけ?

養老先生の言う所の

「老いは他人と比較することから始まる」

あれは本当に腑に落ちる言葉なんだよな。

 

 

グレイス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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