前回の続きです
結婚してから毎年、子宮頸がんの検査は
していました。
そして結婚6年目の時に子宮頸がんの検査で
「子宮頸部異形成」と診断されました。
病変の程度は高度異形成でした
高度異形成は子宮頸癌の前癌病変とされて
います。
もちろん妊娠を希望していたので
子宮を温存できる 「子宮頸部円錐切除術」
をすることになりました。
婦人科での検査、診察。
待合室には妊婦さんがほとんどで
幸せそうな妊婦さんの中で
私は何をやってるんだろう…
居心地が悪い…
目の前の現実にしか気持ちがいかないので
子宮を温存できると喜んだ気持ちも忘れて
しまっていました。
主人に辛いと言ったら主人は
「妊婦さんの中にいたら幸せな良い「気」を
いっぱいもらえるやん
普段こんなに妊婦さんの中にいる機会とか
ないねんから、いっぱい受けとったら
いいんちゃう 」
えぇ〜〜っ
そんなふうに思えるのか…
私はそんなふうに思えない。
一度も思ったことありませんでした。
反対にいつも遠ざかるようにしていました
そんなふうに思える主人をすごいなぁと
思いました。
そして、心の中でパンッと、
そっか、妊娠のパワーをもらおう
いつもと違う思考に切りかわりました。
気持ちがスッと楽になりました。
この時から、電車で隣に妊婦さんが座ると
パワーを頂きます
と心の中で喜んだり、外で見かけたりしても
今までのような辛い気持ちではなく
今日はたくさん妊婦さんに会えたな〜
とか思えるようになりました。
自分でもビックリです おぉ〜
考えかた、思いかたをほんの少しかえたら
今まで辛いと思ってきた重い気持ちが
真逆になって軽くなりました
不安やら焦りがなくなったわけではないけど
かなり気持ちが楽になりました。
主人に感謝です
この後、「子宮頸部円錐切除術」も
無事終えることができ、
数ヶ月後に妊娠することができました
この高度異形成が見つかる前に
2度の初期の流産を経験しています。
子宮頸部円錐切除術をして悪い部分を
取り除いたことで妊娠の継続、出産を
することができたのかもしれませんが、
こればかりはわかりません。
気持ちを切りかえられたことも大きかったと
思っています。
本当にいい「 気 」を頂けたと思います
ありがたいことに、
無事出産、娘は4歳になりました
そして、今の自分からもっと変わりたいと
思い始めました。
何がしたいのか、
素直に、自分が一番したいこと。
今日もありがとうございます