3月の終わりにキッチンの交換工事をしました。戸建ての2階にある、コの字型のキッチンです。 費用の関係で、既存のタイルを使用しています。



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ところが、工事後、排水がよくありません。トラップ(臭気止め)を取ると流れるのですが、かぶせると、しばらくして水がたまってきます。


メーカー施工なので、排水のつなぎをしたのもメーカーの工事の人です。その人が「食洗機の古い排水管があったので、避けるために曲がりが多くなり、勾配が2~3mmしか取れてないので、そのせいかも」というので、次回、その他の手直しと一緒に直すことにしました。

コの字型のキッチンをリフォームでぴったりに入れるのは、簡単なことではありません。築20年の木造の2階では、家のゆがみもあり、90℃の角度も取れていなくて、ごまかすために折角つけていた吊戸を外したりして付け直したり、工夫しました。


苦労の末に設置したカウンターを外すのは大変です。工事の人は床を開口した後、配管をやりなおし、そこを点検口にするために、純正の板を取るようにメーカーに依頼しました。


お客様がお仕事をされている関係で、お時間が自由にならず、5月23日になって、ようやく手直しに入りました。今回はキッチン屋が水道屋を連れてきました。


配管を変えてみましたが、やはり流れません。通気弁をつけたらいいのでは、ということになり、お客様のご希望で5月1日に弁を用意して出直すことになりました。








 
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ステンレスの天板に水のカルキの跡が付いてとれないということですので、メンテナンスも頼むことになりました。お忙しい奥様は「1度でなおしてくださいね。」とおっしゃるので、同じ日にしました。


ところが翌朝、「食洗機が動かない」と連絡があり、あわてて、世田谷の現場にいた私の水道屋さんに行ってもらい、その際、通気弁を近くの材料屋から買って、付けてもらいました。


結局、お湯の栓を閉めたまま帰っていたので、それを開けると食洗機に問題はありませんでした。続けて通気弁を付けましたが、やはり完全には流れません。予定通り、5月1日にもう一度、ということになりました。

ところが、なんと、4月29日になって、その水道屋さんのお母様が亡くなられたということで、来てもらうことができなくなりました。ああー、どうしよう。


本当に悩みました。お客様が怖かったのです。でも、ベテランの水道屋さんでないと心配です。困ったときにお願いする水道屋さんに、無理を承知でお願いしました。すると、引き受けてくれました!

通気でなければ詰まりだろう、ということで、排水管にグルグルと通す道具ももってきてもらうことにしました。


さて、当日、管のお掃除をしても、やはり、流れは完全ではありません。通気弁を新しく、近くの材料屋から取り直して付けても、やはりトラップを入れると水がたまっています。


ダブルトラップではないかと枡を探しましたが、家の中で分岐されているのか、掃除口しか見つかりません。

結局、トラップを取って、においが上がって来なければ、どこかにトラップが付いているわけなので、シンクのトラップを取って使っても差し支えないから、そういう状態で使っていただくことになりました。(もしくは高圧洗浄で掃除をしてみるという選択肢もご提案しましたが。)

お客様曰く、トイレを交換した時も2Fは流れが悪く、いろいろ手直ししたそうで、「2階って何かと大変なのですね」と納得して下さったので、本当にホッとしました。


お客様からすると、これまで流れていたものが、キッチンを変えたからって、どうして流れなくなったの?と思われるのは当然です。ただ、今のトラップと昔のトラップは形状が違います。昔はトラップからまっすぐに排水されていましたが、今はシンク下を広く使えるように、また、引き出しが入るように、トラップを薄く、しかもトラップの横から後方に出して、排水を下におろしています。


上からの圧力も違い、引き込む力が小さいようです。トイレの流れの悪さも、節水ということで、昔より水の量が半分以下になっているので起きる問題です。

便利すぎるのも、施工側としては悩み多いなあ~。でも、今回はこれでにおいが上がって来なければ、一件落着です。どうか、においが上がっていませんように・・・。