コレクション 2
また2つ僕のコレクションを見てください。
大正時代かな、目覚まし時計です。
いつも要らない物は捨てましょうって皆さんが真っ先に捨てようとする古くて見窄らしい時計だけどとても珍しい物です。
この頃の文字板は、紙が貼ってあって、汚くなると修理の時に、
新しい文字板の紙を貼ってしまうので、オリジナルで残って
いる物は数少ないのです。この文字板のマークは、
とても珍しい扇Sという精工舎の物です。普通は、鍵Sと言って
四角の中にSが入っているマークがほとんどです。
扇Sは、安い商品に付けたマークという説が有名ですが
詳しいことは僕は知りません。
足の部分が左右で違います。僕が入手した時からか、
自分で欠品していた物を似たような部品を取り付けたのか
忘れてしまいました。
昔は毎日、ゼンマイを巻いて使っていました。
ベルを止めるレバーは欠品していたので、昔のカタログを
見て同じように作りました。
これは、呼び鈴と目覚まし時計を兼ねた時計です。かなり重いです。
レバーを左側にすると呼び鈴で右側はアラーム
受付のテーブルに置いて使う物でしょう。
後ろには、時計のゼンマイを巻くネジだけで、ベルのネジを
巻く物はありません。
左右には、真鍮の板に模様を付けて金メッキをしてあります。
底の所に、アラーム用のゼンマイを巻くレバーがあります。
前の所有者の覚え書があります。1,890'Sと書いてあるので
130年くらい前ですね。精工舎で外側を作って、機械は
アメリカ製です。初めの頃は、まだ日本では時計の機械を
作れなかったので、輸入していた頃の物です。
精工舎の初期の頃ですね。
こちらは、以前オークションで買ったロンジンの手巻きの
時計です。両方ともリューズがありません。何か合う物を
探して付けないと。あと巻真があるかどうかですね。
分解掃除もしないと駄目ですね。
今日、古い置時計や掛時計、古いカタログはありませんか?と
若い人が来店しましたけど、昔の物は捨ててしまって何も
ありませんと言って帰ってもらいました。
只で差し上げる物はありませんから。
あちこちの時計屋を探し回って儲けようと考えている若い人が
結構いるんです。僕はそんなにお人好しじゃありませんから。
大切なコレクションは上げられませんから。
ご覧いただきましてありがとうございます。










