ボビンちゃんのブログ~脇本商事のスタッフブログ

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繊維製品の副資材を中心に、二次加工品、ギフト、グッズなどのオリジナル商品の開発までモノづくりのパートナーとして、メーカー、デザイナー、企画、工場さまとお付き合いしています
~愛のある商売を目指して~

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こんにちは!

 

『知っておきたい繊維の知識(素材編)』(ダイゼン㈱)より
ご紹介していきたいと思います。

 

【羽毛の快適性】

 

・かさ高なのにへたらない
フェザーとダウンもつり針のように互いに向き合って
引っかかり相互に内部に入り込むことがないため、
圧縮されても絡み合うことなく圧縮の応力が解放されると
すぐ完全にもとに戻るので綿布団のようにつぶれることは
ありません。

 

 

・ダウンとフェザーの保温性
データ的には差がないか、むしろフェザーのほうが
詰め込み量の幅広い範囲で安定的。
理由はダウンのほうが柔らかく圧縮に対しての抵抗力が
小さいため。
そのため布団に詰める比率としてダウンとフェザーの
適度な混合を推奨していて、ダウン90%、フェザー10%
前後の組み合わせが多い。

 

 

・陸鳥羽毛はなぜ利用されないか
陸鳥の羽毛も、羽毛段階でのテストでは水鳥の羽毛と
保温性に差がない。ところが実用的には残留歪みが大きく
弾力性、かさ高製で著しく見劣りするのがその理由。

 

 

 

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済が新型コロナ
ウイルス感染症の流行を背景とした自動化や省人化、非接触
対応ニーズの高まりにより導入が進む業務・サービスロボットの
世界市場を調査した結果をまとめた情報を目にしました。

 

人手不足対策や非接触対応、自動化ニーズの高まりにより
大きく伸長した品目もあり、特に、パワーアシスト・増幅スーツ
や、紫外線照射ロボット、スマートスピーカー、テレプレゼンス
ロボット、調理ロボットは大幅な伸びだったようです。
介護や農業、物流における業務負担の軽減目的や、在宅勤務の
増加などといった社会環境の変化が市場拡大を後押ししました。

 

家庭用は最も市場規模が大きいようで、スマートスピーカーが
市場をけん引しているのだそう。在宅時間が増えていることから
需要が増加。そのほか家庭用清掃ロボットは今後世帯普及率が
高まるとみているようです。

 

また、建設、物流、レスキュー、インフラ、農業用はドローンや
無人ヘリがこの分野の7割以上をしめ、空撮、農薬散布、測量、
構造物点検など新用途での活用が進むことも期待されています。

 

今後も深刻な人手不足や高齢化に加えて自動化や非接触ニーズの
高まりに伴い伸長が続くとみられ、医療介護やオフィス・店舗用では
2025年の市場は2020年比で2.1倍を予測しています。

 

確かに身の回りには数年前と比較して自動化や省人化、非接触の
ロボットがとても増えたように感じます。
このような動きは、関連してAIや人工知能・RPAの世界市場も格段に
市場の拡大が期待されますね~

 

女性向けの衣服などの貸し出しサービスを手掛けるエアークローゼット
(東京都)が、RFID(無線自動選別)を活用して在庫や出荷管理だけ
でなく個々の商品や貸し出し履歴や検品、補修といった情報を把握できる
倉庫の在庫管理システムをシェアサービス向けに開発したという記事を
みました。

大手アパレルメーカーでは、タグにもRFIDを使ったものが増えてきて
います。
スキャナをかざすだけでタグを一括読み取りしたり箱に入っていても
読み取れます。ですので検品や在庫管理といった業務にとっては
とても効率がよくなったはずです。

シェアサービスでは同じ商品を複数人が使用しますが、従来のシステム
では検品や補修といった情報までは把握できずに個別に人の手で管理する
必要があったそう。

開発したシステムでは、RFIDを装着できる様々な物品に対応でき、

貸し出し履歴、検品、補修といった情報を自動で登録し一括管理できる
ようになっています。

シェアリングエコノミーの市場規模は2020年度は約2兆円、30年度には
最大14兆円に成長すると予測があり、開発したシステムを外販する方針
とのこと。

市場が大きくなれば新たにシェアサービスを始めたい企業の需要をつかむ
ことができるのではないでしょうか。

生活のまわりに今後いろいろなシェアサービスが増えていくだろうと
感じました~。